狂気の凶器映画 大行進

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MCU総ざらい!12本目『アントマン(2015)』イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

前回の記事

 

 

 

 

  

当記事は『アントマン(2015)』及び、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第12回の今回紹介するのはMCUフェイズ2の締めくくりとなるこの作品

 

アントマン(2015)』

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トリスケリオン

 本作冒頭、1989年のワシントンD.C. ポトマック川沿いに『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』にも登場したS.H.I.E.L.D.の本部施設トリスケリオンが建造中の姿で登場する。

 

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本作のトリスケリオン

 

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』のトリスケリオン

 

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原作のトリスケリオン

 

設立初期のS.H.I.E.L.D.

 1989年の建設中のトリスケリオン内のシーン。若き日のハンク・ピム、『アイアンマン2 (2010)』にも登場したトニー・スタークの父ハワード・スターク、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』『エージェント・カーター』にも登場したペギー・カーター、後にハイドラ党員だということが発覚するミッチェル・カーソンらが設立初期のS.H.I.E.L.D.の幹部として登場する。

 

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1989年のハンク・ピム

 

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本作の現代(2015)のハンク・ピム

 

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1989年のハワード・スターク

 

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アイアンマン2 (2010)』のハワード・スターク

 

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』のハワード・スターク(ドミニク・クーパー)

 

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1989年のペギー・カーター

 

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』

 

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1989年のミッチェル・カーソン

 

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本作の現代(2015)のミッチェル・カーソン

 

 ちなみに、このシーンには『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』にも登場したアーニム・ゾラが登場する予定だったことがMCUのコンセプトアーティストであるジョシュ・ニジーによって公開された本作のコンセプトアートから判明した。

 

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ジョシュ・ニジーによるコンセプトアート

 

ミルグロムホテル

 スコットが自宅として使っているホテル。

 ホテルの壁には『インクレディブル・ハルク(2008)』でブルース・バナーの働いていた工場で作られてるピンゴ・ドセというガラナの広告が貼られている。

 『インクレディブル・ハルク(2008)』でブルース・バナー(ハルク)の血液が混入した事件を起こしたのに、発売停止になっていないということだろうか。

 

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本作より

 

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本作より

 

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インクレディブル・ハルク(2008)』のピンゴ・ドセ

 

 ちなみに、ホテル名の由来となっているのはマーベルコミックスのアーティスト兼ライターであるアル・ミルグロムである。

 

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アル・ミルグリム

 

ジャック・カービィ

 スコットが31アイスクリームで働いている際、名乗っていた偽名はジャックである。

 また、スコットが初めてアントマンのスーツを着るシーンで、ミルグロムホテルの別の階の住人が使っているのは『星のカービィ』の名前の由来とも言われている、実在の会社カービィ製の掃除機である。

 このふたつの言葉を並べて読むとジャック・カービィとなる。これは原作コミックスでアントマンを始め数多くのキャラクターを描いてきた"キング"ことアーティストのジャック・カービィの名前にちなんだイースターエッグである。

 

 

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名札に注目

 

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メーカーロゴに注目

 

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ジャック・カービィ

 

ギャレット・モリス

 上記のスコットが初めてアントマンスーツを着るシーンで最後に車の上に落ちるが、この車の運転手を演じているのはギャレット・モリスというコメディアンである。彼は1979年のサタデーナイトライブでのコント内でアントマンを演じたことがあるため、本作にカメオ出演することになったと考えられる。

 

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本作のギャレット・モリス

 

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1979年のサタデーナイトライブでのコントでアントマンを演じるギャレット・モリス(画像中央)

 

ハンク・ピム

 スコットの前にアントマンを名乗っていた人物。原作でもピムは初代アントマンであり他にもジャイアントマン、ゴライアス、下記のイエロージャケット、さらにはワスプなどいくつものヒーロー名を持つ。

 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』に登場したウルトロンは原作ではピムが作り出したアンドロイドである。

 また、原作のピムはウルトロンと融合していたこともある。

 

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原作のハンク・ピム

 

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ウルトロンと融合したハンク・ピム

 

ホープヴァン・ダイン

 先代のアントマンであるハンクとジャネットの娘。

 元ネタは原作の平行世界、MC2ユニバース(Earth-982)のハンクとジャネットの娘でありレッド・クイーンと名乗るヴィラン。この世界での名前はホープヴァン・ダインではなくホープ・ピム。

 

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原作のホープ・ピム(レッド・クイーン)

 

 ちなみに、原作でも2017年から新ワスプが登場。名前はナディア。実は初代アントマンであるハンク・ピムとその最初の妻であるマリアとの間にもうけられた子である。ナディアとはスラブ語で希望=ホープを意味し、実質ホープヴァン・ダインを映画から原作コミックに逆輸入したキャラクターと言える。

 あと、2018年からスタートしたシリーズでアートを担当しているのが何かと話題の『グウェンプール』などで知られている日本人イラストレーターユニットのグリヒルなので萌えキャラ感がかなり強めでめちゃくちゃ可愛い。

 

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グリヒルの描くワスプ(ナディア)

 

キャシー・ラング

 2代目アントマンことスコット・ラングとマギーの一人娘。

 原作でのキャシー・ラングはスコットの後を追いスーパーヒーローになり、スタチュアというヒーローネームを名乗っている。また別次元のMC2(Earth-982)ではスティンガー、アルティメット・ユニバース(Earth-1610)ではジャイアント・ウーマン部隊を率いていた。

 

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本作のキャシー・ラング

 

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原作のキャシー・ラング(スタチュア)

 

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MC2のキャシー・ラング(スティンガー)

 

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アルティメット・ユニバースのキャシー・ラング(ジャイアント・ウーマン)

 

ミッチェル・カーソン

 本作冒頭の1989年の映像に登場した創設初期からのS.H.I.E.L.D.幹部。しかし『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』の事件でS.H.I.L.D.内にハイドラ党員が潜入していることが明るみになり彼もその一員であることが判明する。

 原作でのミッチェル・カーソンはハイドラ党員ではなくS.H.I.E.L.D.隊員である。

 

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中央の人物が原作のミッチェル・カーソン

 

ダレン・クロス

 ハンク・ピムの弟子でありピムをピムテックから追放し社名をクロス・テクノロジースに変更。ピムの作り出したピム粒子を模倣して開発したクロス粒子を搭載したイエロージャケットを軍事利用しようと目論む。

 原作でのダレン・クロスは優秀な実業家であったが重い心臓病を患っており、それを克服するために埋め込んだ最新のペースメーカーの副作用で化け物のような見た目に変貌、超人的なパワーを手に入れた。

 

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本作のダレン・クロス

 

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原作のダレン・クロス

 

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本作のクロス・テクノロジー

 

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原作のクロス・テクノロジー

 

イエロー・ジャッケット

 本作でのイエロージャッケットはダレン・クロスだが原作では初代アントマンであるハンク・ピムがイエロージャッケットを名乗っている。しかし、イエロージャッケットを名乗っている時のピムはウルトロンを作り出してしまったショックから生まれた別人格に心を支配されているため、普段のピムとは言動が全くの別人である。

 

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本作のイエロージャッケット(ダレン・クロス)

 

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原作のイエロージャッケット(ハンク・ピム)

 

イッツ・ア・スモールワールド

 ルイスがクロス・テクノロジースに潜入する際、口笛で吹いているのはイッツ・ア・スモールワールドのテーマソングである。言うまでもないが、小さくなるアントマンの性質にかけたネタである。

 

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本作より

 

ソコヴィア

 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』での事件が新聞記事になっている。

 

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本作より

 

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』より

 

アベンジャーズ本部

 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』の終盤に登場した新アベンジャーズ本部が本作でも登場。

 ファルコンが登場し侵入したアントマンを捉えようとするが逃してしまう。彼らは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』にて再開しチームを組む事となる。

 

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本作より

 

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』より

 

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本作のアントマンとファルコン

 

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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』より

 

テン・リングス

 ミッチェル・カーソンの部下に一人として『アイアンマン(2008)』で登場したテロ組織テン・リングスのマークのタトゥを首に彫った人物が登場。ハイドラとテンリングスが癒着していることがこのことから分かる。

 

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右の人物の首に注目

 

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拡大

 

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『アイアンマン(2008)』より

 

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テン・リングスのマーク

 

スパイダーマン

 本作の本編ラスト、ルイスがスコットにファルコンがアントマン(スコット)を探していると伝えるシーン。途中に登場する女性が「スイング(ウェブで)したり壁を登ったりする人がいる」という噂をしているがこれはスパイダーマンのことではないかと言われている。

 スパイダーマンが初登場するのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』で本作の直後と考えられるがスパイダーマンはそれより以前からヒーロー活動を行っていたことが『スパイダーマン:ホーム・カミング(2017)』にて明らかになったためこの説はかなり有力なものと言える。

 

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本作より

 

今回のスタン・リー

 本作ではスタンリーは上記のルイスの噂のシーンでバーテンダーに扮して登場する。

 

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本作より

 

ポストクレジットシーン

 本作ではエンドロール中とエンドロール後の二度、特別映像が流れる。

 

 まずはピムが娘のホープに母親であるジャネットが装着していたワスプスーツの改良版をプレゼントするという映像。

 新型のワスプスーツはホープが着ていた赤色から原作のものと同じ黄色に変更されている。

 ホープのワスプは本作の続編にあたる『アントマン&ワスプ(2018)』にて登場することとなる。

 

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新型のワスプスーツ

 

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ジャネットのワスプスーツ

 

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アントマン&ワスプ(2018)』より

 

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原作のワスプ(ジャネット・ヴァン・ダイン)

 

 エンドロール後に流れる映像は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』のワンシーンをそのまま使用している。

 倉庫のような場所でサイバネティックアームを固定された状態のウィンターソルジャーを前にキャプテン・アメリカとファルコンが会話する映像。

 上記の通りアントマンは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』にてキャプテン側のチームに所属することになります。このシーンでファルコンの言う"心当たりのある人物"とはアントマンのことであり、彼がキャップチームにリクルートされることを示唆している。

 

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本作より

 

 次回予告

 

 次回解説するのは

 

 

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』

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 次回もお楽しみに

一挙おさらい 11本目『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

前回の記事


 

 

 

 

  

当記事は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』及び、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第11回の今回紹介するのはこの作品

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』

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マグネティックシールド

 本作のキャプテン・アメリカのシールドは磁力を用いたギミックが搭載されている。

 マグネティックシールドは原作にも登場する技術である。

 

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本作より

 

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原作より

 

バロン・フォン・ストラッカー

 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』のポスト・クレジットシーンに登場したハイドラ党員。

 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』では描かれなかったキャプテン・アメリカとハイドラの戦いを描いたMCU準拠のゲーム『Captain America: Super Soldier(2011)』にも登場。

 

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』のバロン・フォン・ストラッカー

 

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本作のバロン・フォン・ストラッカー

 

しかし、ゲームの舞台は第二次大戦中の1940年台後半、あまりにも老けていなさすぎるというか、生きていることすらおかしく思える。原作のストラッカーは老化を遅らせる薬を摂取し第二次大戦時の姿を維持している。MCUでもこの設定が適応されているということだろうか。

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ゲーム『Captain America: Super Soldier(2011)』のバロン・フォン・ストラッカー

 

 また、原作のストラッカーは右手にデビルクロウという高電圧の電気ショックを発する万能義手をつけている。

 

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原作のバロン・フォン・ストラッカー

 

 ちなみに、本作でバロン・フォン・ストラッカーを演じたトーマス・クレッチマンは『スターリングラード(1993)』『戦場のピアニスト(2002)』『ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004)』『ワルキューレ(2008)』など他にも多くの作品でドイツ軍人を演じている俳優である。

 

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スターリングラード(1993)』より

 

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戦場のピアニスト(2002)』より

 

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ワルキューレ(2008)』より

 

チタウリの技術

 バロン・フォン・ストラッカーの研究施設には『アベンジャーズ(2012)』でNYに襲来したチタウリやリヴァイアサン、またS.H.I.E.L.D.が保管していたセプター(マインドストーン)が運び込まれており、その技術を流用し兵器開発を行っている。

 

 

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本作のリヴァイアサン

 

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アベンジャーズ(2012)』のリヴァイアサン

 

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本作のセプター

 

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アベンジャーズ(2012)』のセプター

 

チタウリスーツ

 ストラッカーがチタウリの技術を流用して開発したパワードスーツ。『シビルウォー:キャプテン・アメリカ(2016)』のクロスボーンズ、『ルーク・ケイジ(2016)』のダイアモンドバック、『スパイダーマン:ホーム・カミング(2017)』のショッカースーツと同一規格上で製作されたものと考えられる。

 

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本作のチタウリスーツ

 

ピエトロ・マキシモフ(クイック・シルバー)

 バロン・フォン・ストラッカーがセプターを用いて高速移動能力を付与した被験体。

 原作でのクイックシルバーはミュータントでありX-MENの宿敵であるマグニートーの息子である。

 

 

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本作のクイック・シルバー

 

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原作のクイック・シルバー

 

 ちなみに、本作でクイック・シルバーを演じたアーロン・テイラー=ジョンソンは映画『キック・アス(2010)』で主人公であるキック・アスことデイヴ・リズースキーを演じていた俳優であり、『X-MEN:フューチャー&パスト(2014)』でクイック・シルバーを演じたエヴァン・ピーターズはデイヴの親友のトッドを演じていた役者であり続編『キック・アス/ジャスティス・フォーエヴァー(2013)』ではアス・キッカーを演じた。

 

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X-MEN:フューチャー&パスト(2014)』のクイック・シルバー

 

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キック・アス(2010)』より

左:エヴァン・ピーターズ 右:アーロン・テイラー=ジョンソン

 

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キック・アス(2010)』よりアーロン・テイラー=ジョンソン演じるキック・アス

 

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キック・アス/ジャスティス・フォーエヴァー(2013)』よりエヴァン・ピーターズ演じるアス・キッカー

 

ワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)

 バロン・フォン・ストラッカーがセプターを用いてテレキネシスとマインドコントロール能力を付与した被験体。

 原作でのスカーレット・ウィッチはピエトロ同様ミュータントでありマグニートーの娘である。

 原作ではテレキネシスとマインドコントロールに加え確率操作能力も持ち合わせている。

 

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本作のスカーレット・ウィッチ

 

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原作のスカーレット・ウィッチ

 

ムジョルニア

 アベンジャーズタワーにて、高潔な魂を持つものにしか持ち上げられないと言われているムジョルニアをパーティの余興としてアベンジャーズメンバーが持ち上げようとするシーンがある。

 このシーンではバナーやトニーは持ち上げることができなかったがスティーブだけはムジョルニアをほんの少しだけズラすことに成功した。

 

 

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本作より

 

 ちなみに、原作コミックス『FEAR ITSELF#7 (2013)』ではキャプテン・アメリカムジョルニアを持ち上げるシーンがある。

  

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『FEAR ITSELF#7 (2013)』

 

今回のスタン・リー

 今回のスタンリーは第二次世界大戦の帰還兵として登場。

 

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本作より

 

ウルトロン

 トニー・スタークの作り出したアンドロイド。自我が暴走し人類を絶滅させることを目論む。ボディにはダイヤモンド以上に硬いとされる金属、ヴィヴラニウムが用いられている。

 原作ではウルトロンの生みの親はトニー・スタークではなく初代アントマンのハンクピムである。

 

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本作のウルトロン

 

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原作のウルトロン

 

ピノキオ 

 本作でウルトロンは何度も「もう糸はついてない」「自由ってのは楽しいもんだぜ」と口ずさむ。これはディズニーアニメーション『ピオキオ(1940)』の劇中化「もう糸はいらない」の歌詞である。

 

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本作より

 

映画『ピノキオ()』より「もう糸はいらない(原題:I've got no strings)」

 

クリムゾン・カウル

 ピエトロとワンダがウルトロンのもとに訪れるシーンでウルトロンは赤い布を被っている。

 これは原作にて、ウルトロンが身を隠していた際、赤いマントに身を包みクリムゾン・カウルと名乗っていた時期がありそのことに対するオマージュと考えられる。

  

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本作より

 

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原作のクリムゾン・カウル

 

ユリシーズ・クロウ

 強奪、密輸を繰り返す闇の武器商人。本作では所持していた大量のヴィヴラニウムを引き渡すようウルトロンに交渉を迫られたが逆鱗に触れ右腕を切り落とされた。

 ちなみに、クロウは『ブラックパンサー(2018)』にて、切り落とされた片腕にギミック付きの義手を取り付け再登場。

 

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本作のユリシーズ・クロウ

 

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ブラックパンサー(2018)』のユリシーズ・クロウ

 

Dr.ヘレン・チョ

 アベンジャーズをサポートする科学者。

 原作でのヘレン・チョはアマデウス・チョという少年の母親である。

 アマデウス・チョは『シークレット・ウォーズ(2015)』以降のシリーズで知能を維持したままハルクになった。

 

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本作のDr.ヘレン・チョ

 

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原作のDr.ヘレン・チョ

 

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原作のアマデウス・チョ(トータリー・オーサム・ハルク)

 

ヴィジョン

 Dr.ヘレン・チョが作り出した人工整体ボディにJ.A.R.V.I.S.がアップロードされて誕生したヒューマノイド。額にはセプターから取り出されたマインドストーンが埋め込まれておりパワーの根源となっている。

 ちなみにヴィジョンを演じているのはJ.A.R.V.I.S.の声を演じていたポール・ベタニーである。

 

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本作のヴィジョン

 

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ヴィジョンとJ.A.R.V.I.S.を演じているポール・ベタニー 

 

"F.R.I.D.A.Y." "J.O.C.A.S.T.A." "T.A.D.A.S.H.I."

 トニー・スタークがJ.A.R.V.I.S.が使用不可能になることを想定して用意しておいた予備のA.I.である。ちなみにこのA.I.たちと同名のキャラクターが原作にも登場する。

 

 

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本作より

 

原作の"F.R.I.D.A.Y."は女性型A.I.でありホログラムの投影が可能である。

 

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原作のF.R.I.D.A.Y.

 

原作の"J.O.C.A.S.T.A."(ジョカスタ)はウルトロンの作り出した女性型アンドロイドである。ウルトロンの生みの親であるハンク・ピムの妻であるワスプの脳波をコピーして作られたジョカスタはウルトロンとは違いコピー元のワスプから受け継いだ正義の心を持っており、ウルトロンに反逆しアベンジャーズに協力することとなった。

 

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原作のジョカスタ

 "T.A.D.A.S.H.I."(タダシ)とは本作の前年に公開されたアニメ映画『ベイマックス(2014)』の主人公ヒロ・ハマダの兄、タダシ・ハマダが元ネタと考えられる。

 ちなみに原作コミックスでは主人公はヒロ・ハマダではなくヒロ・タカチホであり兄であるタダシ・ハマダも登場しない。

 

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ベイマックス(2014)』のタダシ・ハマダ

 

ハルク・バスター

 対ハルク用に開発されたアーマー。『アイアンマン3 (2013)』に登場したイゴールアーマーの改良型と考えられる。

 トニーとバナーが共同で開発したヴェロニカと呼ばれる人工衛星から射出され、通常のアイアンマンアーマーの上から着込む形で装着する。

 

 

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ベロニカ

 

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マーク43アーマー

 

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ハルクバスター

 

 ちなみにヴェロニカという人工生の名前は、アーチーコミックスという出版社の『ベティ&ヴェロニカ』というコミックスに由来し、『インクレディブル・ハルク(2008)』にも登場したブルース・バナー(ハルク)の恋人の名前がベティ・ロスであることにかけて付けられたと考えられる。

 

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ベッティ&ヴェロニカのコミックス

 

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ブルースの恋人のベティ・ロス

 

 ちなみにアーチーコミックスは『リバーデイル』というタイトルで実写ドラマ化されており、その中にベティとヴェロニカも登場する。

 

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『リバーデイル』のベティ&ヴェロニカ

 

キャメロン・クレイン

 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』にてラムロウに逆らった勇敢なS.H.I.E.L.D.隊員。前作では名前のないキャラクターだったが本作ではキャメロン・クレインという役名を手に入れて再登場。

 

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本作より

 

f:id:fuminnw:20181130031708j:plainキャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』より

 

 ちなみに、キャメロン・クレインという名前のS.H.I.E.L.D.隊員は原作にも登場する。キャメロン・クレインの祖父であるスタン・クレインは第二次世界大戦キャプテン・アメリカと戦いを共にした兵士である。

 

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原作のキャメロン・クレイン

 

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キャメロン・クレインの祖父、スタン・クレイン

 

ナサニエル・ピエトロ・バートン

 クリント・バートン(ホークアイ)を守って命を落としたクイック・シルバー。クリントは妻であるローラとの間に生まれた子供のミドルネームに恩人であるピエトロの名前を付けた。

 

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本作より

 

ポストクレジットシーン

 本作のポストクレジットシーンはサノスがインフィニティガントレットに腕を通し、不敵な笑みを浮かべる映像である。

 ちなみにスカーレット・ウィッチがソーに見せた悪夢にも四つのインフィニティストーンとインフィニティガントレットのようなものが写っている。

 

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本作より

 

次回予告

 

 

 次回紹介するのは

 

アントマン(2015)』

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次回もお楽しみに



MCU一挙おさらい 10本目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

どれい 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

前回の記事


 

 

 

  

当記事は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』及び、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

記念すべき第10回の今回紹介するのはこの作品

 

 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』

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ピーター・クイル(スターロード)

 自称宇宙一のトレジャー・ハンター。1988年にヨンドゥ率いるラヴェジャーズによって誘拐された。

 

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本作のスターロード

 

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原作初期のスターロード

 

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原作の近年のスターロード

 

ガモーラ

 サノスの養女で暗殺者。ゼン・フーベリ人の最後の一人と書かれているが、これは間違いである。原作ではゼン・フーベリ人は全滅させられたがMCUではサノスによって半数が虐殺されたことが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』で描かれた。

 

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本作のガモーラ

 

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』

 

ドラックス・ザ・デストロイヤー

 妻子を殺したロナンに復讐を誓う怪力の戦士。

 原作でのドラックス元はアーサー・ダグラスという地球人であった。

 家族でドライブ中だった車をサノスによって攻撃され彼と妻は死亡。クロノスという宇宙超存在によってドラックスと呼ばれる人造戦士に魂を移され復活した。

 また、『Annihilation(2009)』にてサノスの心臓を抉り取り、ついにその使命を果たした。

 ちなみに、サノスの攻撃をかろうじて生き残った娘はサノスの父であるメンターのもとで育てられテレパスであるムーンドラゴンとなった。

 

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本作のドラックス

 

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原作のドラックス・ザ・デストロイヤー

 

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原作のアーサー・ダグラスとその家族

 

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『Annihilation(2009)』より

 

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原作のムーンドラゴン

 

ロケット

 遺伝子操作されたアライグマ。武器やガジェットに精通している。

 データにはハーフ・ワールド出身と書かれているがこれは原作通りの設定である。原作に登場するハーフ・ワールドとは、退化した人類と高知能な動物と人型アンドロイドとが住む惑星である。

 また、仲間の欄にグルートとライラと書かれている。ライラとはロケットと同じくハーフ・ワールド出身の知性を持ったカワウソでロケットの元恋人である。

 ちなみにモーションキャプチャーでロケットを演じているのはブラッドリー・クーパーである。

 

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本作のロケット

 

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原作のロケット

 

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原作のハーフ・ワールド

 

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 原作のライラ

 

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ブラッドリー・クーパー

 

グルート

 木の人型宇宙人でグルートの相棒。

 出身地が"X"となっているが、これは原作でのグルートの出身地であるプラネットXのことである。

 原作でも「I am Groot.(私はグルート)」としか話せない設定は同じだが、実は登場初期の頃は普通に言葉を話せていた。

 ちなみにモーションキャプチャーでグルートを演じているのはヴィン・ディーゼルヴィン・ディーゼルは来年公開のヴァリアントコミックス原作映画『ブラッド・ショット』で主人公のブラッドショットを演じることが決定している。

 

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本作のグルート

 

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原作のグルート

 

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ヴィン・ディーゼルとグルート

 

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原作のブラッド・ショット

 

ヨンドゥ・ウドンタ

 ラヴェジャーズのリーダーでありクイルを地球から誘拐した張本人。

 ヨンドゥは戦闘民族ケンタウリIV人の最後の生き残りである。ヨンドゥ以外のケンタウリIV人はバドゥーン人によって滅ぼされた。

 原作のケンタウリIV人の特徴は青い肌と赤いモヒカンだが、MCUのヨンドゥのモヒカンは着脱可能であり、ヤカの弓という遠隔操作可能な武器のアンテナの役割を果たしている。本作で装着しているモヒカン(フィン)は小型だが次回作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』ではプロトタイプのフィンとして原作のモヒカンに近いデザインのものが登場する。

 ちなみに原作でのヨンドゥはEarth-691と呼ばれる別次元の西暦3000のガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、別名ガーディアンズ3000のメンバーの一人である。ガーディアンズ3000は初代ラヴェジャーズとして次回作ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』にて登場。ヨンドゥもメンバーだったことが明かされる。

 

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本作のヨンドゥ・ウドンタ

 

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』より

 

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原作のヨンドゥ

 

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原作のバドゥーン人

 

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Earth-691のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーガーディアンズ3000

 

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』の初代ラヴェジャーズ

 

ロナン

 ロナン・ジ・アキューザーと呼ばれるクリー帝国の法執行人。コズミックロッドと呼ばれるスレッジハンマー状の武器を持つ。

 ヴィランではあるがクリー帝国の平和を第一と考えており、利害が一致すればヒーローとも共闘する。

 本作ではドラックスの妻子を殺害したことになっているが彼曰く「記憶にない」とのこと。サイコである。

 来年公開の『キャプテン・マーベル』にも再登場することが決定している。

 

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本作のロナン

 

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キャプテン・マーベル(2019)』のロナン

 

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原作のロナン

 

ネビュラ

 サノスの養女でありガモーラの義妹。 姉のガモーラと共にサノスによって暗殺術を教え込まれたが、過酷な訓練によって全身を負傷しておりサイボーグ化を施している。

 原作ではサノスに反旗を翻しインフィニティガントレットを手にしたことがある。

 

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本作のネビュラ

 

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原作のネビュラ

 

クイルの家族

 本作でピーター・クイルの母メレディス・クイルを演じたローラ・ハドックは、同役で次回作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』に若い頃の姿で再登場する他『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』にキャプテンのファンとして登場。

 また、クイルの祖父を演じたグレッグ・ヘンリーは『スリザー(2006)』や『スーパー!(2010)』など、本作の監督であるジェイムズ・ガンの作品ではお馴染みの俳優である。

 

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本作のローラ・ハドック(メレディス・クイル)

 

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次回作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』のローラ・ハドック(若い頃のメレディス・クイル)

 

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』より

 

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本作のグレッグ・ヘンリー(クイルの祖父)

 

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『スリザー(2006)』のグレッグ・ヘンリー

 

 惑星モラグ

 映画序盤、スターロードがオーブを盗み出そうとしていた惑星。モラグとは原作コミックスに登場するクリー族の元リーダーの名前に由来する。

 

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本作のモラグ

 

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原作のモラグ

 

Dr.ヴォン・スピアーズ

 惑星モラグでスターロードが映し出したホログラムの犬は、本作の監督ジェームズ・ガンの愛犬Dr.ヴァン・スピアーズである。

 

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本作より

 

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ジェームズ・ガン監督とDr.ヴォン・スピアーズ

 

コルビナイト人

 惑星モラグで馬のような骸骨が出てくるが、これは原作に登場するコルビナイト人のものではないかと言われている。

 

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本作より

 

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原作のコルビナイト人

 

ザンダー星

 ノバ帝国の首都惑星であり非常に高度に発展した文明を有する。人間によく似た外見をしたザンダー星人、ピンクの肌をしたクリロア人、レイナー人など多種多様な種族が住んでいる。

 原作のザンダー星はドームに覆われた四つの大陸がそれぞれチューブで接続された、コロニーが他の惑星である。

 

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本作のザンダー星

 

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原作のザンダー星

 

ノバ軍(ノヴァ・コーズ)

 ザンダー星を中心としたノバ帝国の治安維持を目的とした軍隊。主にザンダー星人によって構成されている。

 原作では、本作のノバ軍にあたるノヴァ・コーズと呼ばれる部隊が存在する。ノヴァ・コーズは様々な種族の宇宙人によって構成されている。

 また、ノヴァ・コーズのメンバーは母性であるザンダー星のマザーコンピューターである"ワールドマインド"からノヴァ・フォースと呼ばれるパワーの供給を受けている。

 また、ノヴァ・コーズにはコーズマン、ミレニアン、デナリアン、センチュリオン、プライムと呼ばれる階級が存在し階級が高くなるほどワールドマインドから供給されるノヴァ・フォースの量が上昇し、飛行能力やエネルギーブラストの照射などが可能になる。

 ちなみに、ワールドマインドには歴代のノヴァ・コーズ隊員やザンダー星人達の知識(肉体から切除された脳みそが直接接続されている)を蓄積した意志を持った、バイオスーパーコンピューターである。

 

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本作のノバ軍

 

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原作のノヴァ・コーズ

 

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原作のワールドマインド

 

ローマン・デイ

 ザンダー星人のノバ軍の将校。ローマンとは階級名であり原作におけるミレニアンに当たると考えられる。度々連行されてくるクイルとは顔見知りであり、彼に早く更生するように説得している。

 原作でのローマン・デイは地球人のリチャード・ライダーにノヴァ・フォースを与え地球人初のノヴァとして覚醒するきっかけを与えたキャラクターである。

 

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本作のローマン・デイ

 

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原作のローマンデイ 

 

ガーサン・サアル

 ローマン・デイの腹心の部下。

 原作でのガーサン・サアルは、ワールドマインドに蓄積されたノヴァ・フォースの大半を吸収し最強のノヴァ・コーズ、スーパー・ノヴァとして覚醒したが、その強大なパワーをコントロールすることができず精神が崩壊、アベンジャーズヴィランとなった。

 ちなみにガーサン・サアルを演じたピーター・セラフィノウィッツはAmazonプライムで配信中のドラマ『The Tick / ティック~運命のスーパーヒーロー』で主人公のヒーロー、ティックを演じている。

 

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本作のガーサン・サアル

 

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原作のガーサン・サアル(スーパー・ノヴァ)

 

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ピーター・セラフィノウィッツ(お茶目)

 

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ドラマ『The Tick / ティック~運命のスーパーヒーロー』より

 

今回のスタン・リー

 今回のスタン・リーはザンダー星で美女をナンパしている。ちなみに、よく見ると顔の横にスタン・リーの決まり文句である"Excesior!"(向上せよ!)と書かれている。

 

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本作より

 

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マー・ヴェル(キャプテン・マーベル)

 ザンダー星のノヴァ軍基地でデスクに映し出されているホログラムは初代キャプテン・マーベルでクリー人のマー・ヴェルではないか、と言われている。

 原作のマー・ヴェルは映画『キャプテン・マーベル』の主人公である二代目キャプテン・マーベル(元はミズ・マーベルという名前で活躍していた)であるキャロル・ダンバースの夫でもある。

 

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本作より

 

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原作のマー・ヴェル(初代キャプテン・マーベル)

 

ザ・ブローカー

 ザンダー星でクイルがオーブを売ろうとしていた質屋。原作では奴隷売買を商売とする非常にマイナーなヴィランである。

 

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本作のザ・ブローカー

 

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原作のザ・ブローカー

 

ミラノ号

 ガーディアンズの宇宙船ミラノ号の名前の由来は俳優で歌手のアリッサ・ミラノである。クイルがアリッサ・ミラノのファンという設定である。

 

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本作のミラノ号

 

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アリッサ・ミラノ

 

ベリート

 ミラノ号に乗っていたことをクイルに忘れられていたクリロア人。ちなみに、彼女が着ているTシャツは幼少期のクイルがラヴェジャーズに誘拐された時に着ていたものである。

 原作でのベリートはクリロア星では有名な映画監督である。ハルクを題材とした映画を監督したこともある。

 

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本作のベリート

 

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幼少期のクイル

 

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原作のベリート

 

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原作より

 

ジェームズ・ガン監督のカメオ出演

  本作にはガン監督自身がサカー人兵の一人としてカメオ出演している。

 

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ガン監督の演じるサカー人兵

 

ロブ・ゾンビ

 ラヴェジャーズの戦艦エレクター号のコンピュータの声でカメオ出演しているのは映画監督であり音楽家であるロブ・ゾンビである。

 

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エレクター

 

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ガン監督とロブ・ゾンビ

 

テイラー・ベイツ 

 ジェームズ・ガンロブ・ゾンビの監督する作品の音楽を手掛けるプロデューサーであるテイラー・ベイツはラヴェジャーズのパイロットとしてカメオ出演している。

 

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ラヴェジャーズのパイロットを演じるテイラー・ベイツ(画像中央)

 

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テイラー・ベイツ

 

ロイド・カウフマン

 低予算B級映画を多く制作している映画会社トロマ・エンターテインメントの創設者ロイド・カウフマンがキルン刑務所の囚人の一人としてカメオ出演している。

 本作の監督であるジェームズ・ガンはトロマ・エンターテインメント出身であり、その恩返しとしてロイドを本作に出演させたのだろう。

 

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ガン監督とロイド・カウフマン

 

ネイサン・フィリオン

 青い肌の大柄の囚人の声を演じたのはネイサン・フィリオン。アニメ版グリーンランタンの声やジェームズ・ガン監督の『スーパー!(2010)』でホーリー・アベンジャーを演じていた俳優である。次回作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』ではワンダーマンを演じたらしいが出演シーンは本編では全てカットされた。

 

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本作より

 

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『スーパー!』よりホーリー・アベンジャー(画像中央)

 

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原作のワンダーマン

 

コレクター

 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)』のポスト・クレジットシーンに登場した貴重なものに対して異常な執着心を持った収集家。

 クイル達にオーブはインフィニティ・ストーンの一つであるパワーストーンであること。世界には6つのインフィニティ・ストーンが存在することを教えた。

 ちなみに彼は『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』登場するグランドマスターの兄弟である。

 

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本作のコレクター

 

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)』のコレクター

 

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原作のコレクター

 

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マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』のグランドマスター

 

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インフィニティ・ストーンの一覧

 

 セレスティアルズ

 コレクターがクイル達に見せた映像の中に写っているのは、セレスティアルズと呼ばれる体調が600mを超える超存在である。また、この映像でセレスティアルがパワーストーンの力を使い滅ぼしている惑星は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』にも登場したサノスの故郷であるタイタンではないか、という噂がある。

 

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本作のセレスティアルズ

 

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原作のセレスティアルズ

 

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』のタイタン

 

ノーウェア

 上記のセレスティアルズの一人エソン・ザ・サーチャーの死骸を利用したコロニーである。死骸を採掘し資源として利用しているほかコロニー内には、居住区、闇市、カジノ、コレクターの保管庫などが存在する。

 

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本作のノーウェア

 

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原作のノーウェア

 

コレクターのコレクション

 コレクターのコレクションは貴重なアイテムや財宝に限らず、生物なども収集している。

 

・チタウリ

 『アベンジャーズ(2012)』に登場した、NYに襲来した侵略宇宙人。

 

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本作のチタウリ

 

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アベンジャーズ(2012)』のチタウリ

 

・フロスト・ジャイアン

 『マイティ・ソー(2011)』に登場した、ヨトゥンヘイムに住む巨人族である。

 

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本作より

 

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マイティ・ソー(2011)』より

 

・ダーク・エルフ

 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)』に登場した、スヴァルトアールヴヘイムに住む種族。

 

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本作のダーク・エルフ

 

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)』のダーク・エルフ

 

・コスモ

 旧ソ連が宇宙開発実験で宇宙船に乗せ地球外に飛ばした犬であるが高知能でありテレパシーによって会話をすることができる。

 

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本作のコスモ

 

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原作のコスモ

 

・ベータ・レイ・ビル

 こちらに背を向けて座っているのは、上記のコルビナイト人であるベータ・レイ・ビルというキャラクターではないか、と言われている。

 ベータ・レイ・ビルとは原作に登場するソーの義兄弟である。ソーを二度負かしたが命を奪うことを拒み、その高潔さをオーディンに認められ、ムジョルニアと同等の力を持つストームブレイカーを与えられた。

 ちなみにベータ・レイ・ビルは『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』でグランドマスターの塔のオブジェとして登場するためMCUにも存在ことが確定している。コレクターとグランドマスターは兄弟であるため、この倉庫にいるのがベータ・レイ・ビルだとしたら、グランドマスターのバトルロイヤルに出場していたベータ・レイ・ビルをコレクターが譲り受けたと考えることができる。

 

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本作より

 

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原作のベータ・レイ・ビル

 

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マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』より

 

・スラッグス

 ジェームズ・ガンが監督した映画『スリザー(2006)』寄生生物である。

 

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本作のスラッグス

 

ハワード・ザ・ダック

 人語を話すスーツを着たアヒルハワード・ザ・ダックと呼ばれるキャラクターである。

 次回作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』にも登場。

 ちなみに『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀(1986)』として以前にも実写化されている。

 

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本作のハワード・ザ・ダック

 

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』

 

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ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀(1986)』より

 

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原作のハワード・ザ・ダック(どう見てもドナルドダックである…)

 

次回予告

 

 次回紹介するのは

 

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』

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次回もお楽しみに。

 

MCU一挙おさらい 9本目『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

前回の記事


 

 

 

 

当記事は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』及び、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第9回の今回紹介するのはこの作品

 

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』

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ステルススーツ

 本作で中盤まで使用された紺色を基調としたスーツ。右肩にはS.H.I.E.L.D.のマーク、左肩には星条旗がデザインされている。またヴィヴラニウムシールドの色も水色に変更されている。

 

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本作より

 

 このスーツの元ネタになっているのは、原作のシークレット・アベンジャーズに所属しキャプテン・アメリカ名を捨て、本名のスティーブ・ロジャーズとして活動していた頃のスーツである。

 

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原作より

 

冒頭シークエンス

 本作冒頭のS.H.I.E.L.D.の船舶レムリアン・スターでの潜入シークエンスは途中までMARVELの公式YouTubeチャンネルで視聴することができる。

 

 

 ちなみに、船の名前になっているレムリアとは、原作コミックスに登場するアトランティスと対をなす古代文明である。過去の地殻変動によって現在は太平洋の海底に沈んでしまっている。

 

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原作のレムリア

 

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アトランティスの王ネイモア=サブマリナーとレムリア兵

 

ブロック・ラムロウ

 S.H.I.E.L.D.の精鋭チームS.T.R.I.K.E.のリーダー。後にハイドラのメンバーということが明らかになる。

 

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本作のラムロウ

 

 また本作の終盤、トリスケリオン内でサム・ウィルソンと戦闘中、ヘリキャリアが建物に衝突し瓦礫の下敷きに。

 この時、胸にクロス状のベルトを付けていることから、クロスボーンズとして再登場することが暗示されていた。

 

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丸焦げになったラムロウ

 

 次回作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』にてクロスボーンズとして再登場を果たした。

 

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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』のクロス・ボーンズ(ブロック・ラムロウ)

 

 また先日、ブロック・ラムロウを演じたフランク・グリロが「どうせMCUに出演するのは最後になるから」という理由で『アベンジャーズ4 (仮)』にクロス・ボーンズがフラッシュバックとして登場することを認めた、という記事がネットメディアに掲載されたが、数日後グリロ本人が「からかっただけ」と訂正。実際に登場するかは『アベンジャーズ4』が公開されるまで謎となった。

 

 原作コミックスでの初登場は『Captain America#359 (1968)』MCU版とは違いハイドラ所属ではないがレッドスカルに雇われていることが多い。また、雇い主であるレッドスカルの娘シンとは恋愛関係にある。

 

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原作コミックスのクロスボーンズ

 

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クロスボーンズとシン

 

 『デス・オブ・キャプテン・アメリカ』でキャプテン・アメリカが射殺された際、第一容疑者として逮捕される。しかし、後に犯人が別にいたことが判明。

 

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『デス・オブ・キャプテン・アメリカ』より

 

ジャック・ロリンズ

 ブロック・ラムロウの右腕のS.T.R.I.K.E.隊員。ラムロウ同様ハイドラ隊員であることが後に判明する。

 エレベーターでのキャプテンとS.T.R.I.K.E.隊員の1対10の戦闘シークエンス、通称"痴漢エレベーター"にも参戦。

 

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本作のジャック・ロリンズ

 

 原作のジャック・ロリンズは『Nick Fury V.S. S.H.I.E.L.D. #1 (1988)』のたった1話にだけ登場したキャラクターである。原作ではハイドラ隊員ではなくS.H.I.E.L.D.エージェントであり、ロクソン石油社に潜入していたが潜入がバレてしまい抹殺された。

 

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原作のジャック・ロリンズ

 

 また、本作でジャック・ロリンズを演じたカラン・マルヴェイは『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生(2016)』でアナトリ・クナイゼフを演じていた俳優である。

 

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バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生(2016)』

 

パラシュート 

 パラシュート無しで降下するキャップを見てラムロウの右腕のジャック・ロリンズが驚くシーンがあるが、原作ではキャプテンがパラシュートを使わずに降下するのはお決まりとなっている。

 

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本作より

 

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原作より

 

 ただアーティストや作品によっては普通に使用している場合もある。

 

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ジョルジュ・バトロック

 ハイドラに雇われたフランス系アルジェリア人傭兵。足技を主体とするフランス発祥の紳士の格闘技"サバット"を得意とする。

 

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本作のジョルジュ・バトロック

 

 原作では『Tales of Suspense#75 (1966)』にてキャプテン・アメリカヴィランとして登場。バトロック・ザ・リーパーと呼ばれ、クロスボーンズと同様に雇われ傭兵である。自称"世界一の蹴り技の達人"。ヴィランではあるが、キャプテンがサメに食べられそうになった際に彼を助けたり。キャプテンを不意打ちで殺そうとした見方を止めたりと、非常に情に熱いキャラクターである。稀にキャプテンと共闘することも。

 キャプテンの力に惚れ込み、純粋に一人の対戦相手として見ており、何度も勝負を挑んでいるがそのたびに返り討ちにされている。

 

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原作のバトロック

 

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サメに食べられそうになったキャプテン・アメリカを助けるバトロック『Captain America#360 (1968)』より

 

 バトロックのキャプテン・アメリカに対するライバル心は正直言って異常であり、仲間のヴィランであるザランに「お前、あのアメリカ野郎(キャプテン・アメリカ)に惚れてんじゃねえか?w」と煽られる始末である。

 

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 『デス・オブ・キャプテン・アメリカ』の事件でキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)が暗殺されたことを知ったバトロックは、ライバルを失った損失感から傭兵業を一時引退。

 ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズがキャプテンアメリカを襲名した際。彼が本当にキャプテン・アメリカを名乗るのにふさわしいのか確かめるため、仕舞い込んでいたコスチュームを再び身にまとい対決。激しい攻防の末、彼の腕を認め、キャプテン・アメリカを名乗ることを正式に認めた。(何様だよ)

 

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『Captain America and Batroc#1 (2010)』よりバトロック対キャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ)

 

 ちなみにバトロックはMARVELコミックスとDCコミックスのクロスオーバーイベント『AVENGERS/JLA#4 (2004)』にてバットマンの顔面に蹴りを入れたことでも有名である。

 

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このあと普通にボコボコにされます『AVENGERS/JLA#4 (2004)』

 

 また、本作でバトロックを演じたジョルジュ・サンピエール自身は総合格闘技UFCの2階級覇者である。

 

ティーブのリスト

 『アベンジャーズ(2012)』の冒頭で第二次世界大戦下の1943年から現代に甦ったスティーブ・ロジャースは、自分が氷漬けになり眠っていた間のブランクを埋めるために知り合った人から、これは知っておいたほうがいいという文化や作品を教えてもらいリストにしている。

 ちなみに、このリストの内容は公開された国によって少しずつ内容が異なっている。

 

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アメリカ版

 

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イギリス版

 

ナターシャのネックレス

 本作でナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)は弓の形をしたネックレスを身につけている。弓といえば『アベンジャーズ(2012)』にも登場したホークアイだが、二人はS.H.I.E.L.D.のエージェントとして共に幾多のミッションをこなしてきた戦友であり、恋仲だったこともある。このことから、この弓の形をネックレスはおそらくホークアイからのプレゼントだと考えることができる。

 

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本作より

 

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アベンジャーズ(2012)』より

 

 ちなみに、現在ディズニーが独自に展開するビデオ・オンデマンドが2019年よりサービス開始を予定しており。そのVODのコンテンツとしてブラック・ウィドウを主人公としたドラマシリーズが製作中である。

 また、その内容が『アベンジャーズ(2012)』以前を舞台としたブラック・ウィドウとホークアイバディ物になるのではないかという噂がある。

 

 原作でもブラック・ウィドウとホークアイは最高のバディであり恋人同士である。

 

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原作より

 

アーニム・ゾラ

 前作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』に登場したスイス人のハイドラ科学者。

 本作では6万メートルの磁気テープに意識を移し、巨大なコンピュータの姿で再登場。その後、自ら発射したミサイルの爆発に巻き込まれ消滅した。

 

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本作より

 

 

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』より

 

 原作では体をサイボーグ化しており、胴体中央のモニターに顔が映し出され、本来顔のある場所にはカメラが付いている。

 

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原作のアーニム・ゾラ

  

 2016年にマーベルのコンセプトアーティスト、ジョシュ、ジニーによって『アントマン(2016)』の冒頭シーンに登場予定だったアーニム・ゾラのコンセプトアートが公開された。その姿はより原作に近いものとなっている。

 『アントマン(2016)』の冒頭シーンは1989年なので前作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』と本作の間の出来事である。

 

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ジョシュ・ジニーによるコンセプトアート

 

"Shall we play a game?"

 ナターシャがゾラのコンピューターを起動する際に"Shall we play a game?"と言う。これは映画『ウォー・ゲーム(1983)』で人工知能「ウォーパー」が主人公であるデビッドのPCの画面上に表示した文章である。

 

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本作より

 

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ウォー・ゲーム(1983)』より

 

 

 また、この映画では終盤、米軍の人工知能が暴走しICBM(大陸間弾道ミサイル)をソ連に発射しようとするシーンがあるが。本作で、アーニム・ゾラがキャプテン達のいる施設にミサイル攻撃を仕掛けた点と酷似している。

 

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本作より

 

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ウォー・ゲーム(1983)』より

 

 ちなみに『ウォー・ゲーム(1983)』の中で日本では三目並べ(さんもくならべ)や◯×(マルバツ)ゲームの名で親しまれているTIC-TAC-TOE(ティック・タック・トゥー)というゲームが重要な役割で登場することにちなんで。Google検索エンジンで"Shall we play a game?"と検索するとブラウザ上でTIC-TAC-TOEが遊べるというイースターエッグが存在する。

 

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ウォー・ゲーム(1983)』より

 

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実際の画面

 

ジェスパー・シットウェ

 『マイティ・ソー(2010)』で初登場し、本作冒頭で船舶レムリアン・スターでジョルジュ・バトロックの捕虜になっていたS.H.I.E.L.D.エージェント。本作でハイドラ隊員だったことが判明。

 キャプテンに脅されインサイト計画の標的となる人物の名前を漏らした。その人物の中にはハルクとして知られるブルース・バナー。そしてドクタース・トレンジの名前があった。

 しかしドクター・ストレンジの名前が知られるようになったのは少なくとも彼がヒーロー活動を始めた2016年以降なはず。時系列に矛盾が生じてくる。ファン達の間ではこの矛盾が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』から『アベンジャーズ4(仮)』につながるキーになるのではないかという考察がされている。その考察の内容は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』の記事の中で説明しようと思うので今回はスルー。

 

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マイティ・ソー(2010)』より

 

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本作より

 

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ドクター・ストレンジ(2017)』

 

スターン議員

 『アイアンマン2 (2010)』に登場したスターン議員も本作でハイドラ党員であることが発覚する。『アイアンマン2 (2010)』で異様にアイアンマンを批判していたのもハイドラ党員だったということを踏まえると納得がいく。

 

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ウィンター・ソルジャーとシールド

 前作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』でもバッキー・バーンズがキャプテン・アメリカの盾を持つシーンがあったが今作でもウィンター・ソルジャー(バッキー・バーンズ)がキャプテン・アメリカの盾を持つシーンがある。

 これは原作でスティーブの後を継いでバッキーがキャプテンの名を襲名した展開を踏襲しMCUでもバッキーがキャプテンになることへの伏線と考えることができる。

 実際、キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)役のクリス・エヴァンスとディズニーとの契約が『アベンジャーズ4(仮)』で切れることを考えると現実的と言える。

 

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』より

 

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本作より

 

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原作のキャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ)

 

ニック・フューリーの眼

 ニック・フューリーの特徴といえばアイパッチだが、本作ではまだ片目を失っていない頃のフューリーの写真を見ることができる。

 

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本作より

 

 来年公開の『キャプテン・マーベル(2019)』に登場する90年代の若かりし頃のフューリーもまだ片目を失っていない。『キャプテン・マーベル(2019)』でフューリーが片目を失った出来事が描かれるのではないか、とファンたちの間では噂されているが、どうなるのだろうか。

 

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キャプテン・マーベル(2019)』のスチル

 

トリスケリオン

 ワシントンD.C.リンカーン記念堂のすぐ横に建つS.H.I.E.L.D.の本拠地。地下には広大なハンガーが存在し『アベンジャーズ(2012)』に登場したヘリキャリアの改良型が3隻格納されている。

 

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本作より

 

 原作では別次元であるアルティメットユニバースでS.H.I.E.L.D.の本部として登場。『シークレット・ウォーズ』によって平行世界が衝突した影響でメインの次元であるEarth-616にも出現。3つの棟それぞれにS.H.I.E.L.D.、アベンジャーズ、アルファフライト(元はカナダ発のヒーローチーム)、のフロアが存在する。

 

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原作より

 

 また、あるエピソードでは建物自体が飛行したこともあった。

 

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アレクサンダー・ピアース

 S.H.I.E.L.D.長官であり本作の黒幕。

 

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本作より

 

 原作のアレクサンダー・ピアースはS.H.I.E.L.D.隊員でフューリーの腹心の部下である。

 

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原作より

 

世界安全保障委員会

 『アベンジャーズ(2012)』にも登場したS.H.I.E.L.D.を管理する組織。

 

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アベンジャーズ(2012)』より

 

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本作より

 

 この組織の中国人の役員イェンを演じるチン・ハンは『ダークナイト(2008)』でラウ『ゴースト・イン・ザ・シェル(2017)』でトグサを演じていた俳優である。ちなみに本人は中国人ではなくシンガポール人。

 

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ダークナイト(2008)』より

 

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『ゴースト・イン・ザ・シェル(2017)』より

 

スミソニアン博物館の音声案内

 スミソニアン博物館のキャプテンアメリカの展示で流れている音声案内としてドラマ『CSI:NY』の主任マック・テイラー役などで知られるゲイリー・シニーズが声のみのカメオ出演をしている。

 

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本作より

 

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ゲイリー・シニーズ

 

ハウリングコマンドー

 また、スミソニアン博物館にはキャプテン・アメリカと共に本作でウィンター・ソルジャーとして登場したバッキーと前作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2009)』に登場したハウリングコマンドーズの衣装のレプリカも展示されている。

 

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本作より

 

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ハウリングコマンドー

 

『エージェント・オブ・シールド』S1とのクロスオーバー

 マーベルのドラマ『エージェント・オブ・シールド』のシーズン1-16話『終わりの始まり』と17話『疑いの連鎖』は本作とのクロスオーバーエピソードとなっておりドラマ側でもS.H.I.E.L.D.内に潜んでいたハイドラ党員が一斉に反乱を開始する。

 

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今回のスタンリー

 今回のスタンリーはスミソニアン博物館の警備員として登場。

 

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レプリカスーツ

 スミソニアン博物館に展示されていたマネキンに着せられていたレプリカスーツ。

 見た目こそ『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』のクラシック・スーツを再現してあるが防弾性能などは備わっていない。

 

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本作より

 

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』より

 

新型ヘリキャリア

 『アベンジャーズ(2012)』にも登場したS.H.I.E.L.D.の飛行母艦の改良型『アベンジャーズ(2012)』では4基のタービンの力によって浮上していたが、本作に登場した改良型にはトニー・スタークのリパルサーの技術が応用されている。

 

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本作より

 

インサイト計画

 インサイト計画によって『アイアンマン3 (2013)』にも登場したマシュー・エリス大統領やアベンジャーズタワーに居るトニー・スターク(アイアンマン)が標的にされる。

 

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アイアンマン3 (2013)』よりマシュー・エリス大統領

 

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本作より

 

ジョー・ルッソ監督

 本作の監督の一人であるジョー・ルッソがS.H.I.E.L.D.の医者、ドクター・ファインとしてカメオ出演している。

 

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ナターシャの手当てをしているのがジョー・ルッソ監督

 

エドブルベイカー

 本作の原案とされている同名の原作コミックス他キャプテン・アメリカのコミックスのライターとして知られるエドブルベイカーも本作にカメオ出演している。

 

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アレクサンダー・ピアースの左に立つメガネの男性がエドブルベイカー

 

フューリーの墓石

 本作で死んだことになったニック・フューリーの墓石には旧約聖書"エゼキエル書"25章17節の一節が刻まれている。これは本作でニック・フューリーを演じているサミュエル・L・ジャクソンが、映画『パルプ・フィクション(1994)』で演じていた殺し屋ジュールスが、人を殺す前に必ず暗唱する聖書の一節であり『パルプ・フィクション(1994)』の公開20周年を記念した、スタッフのお遊びだったとのこと。

 

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本作より

 

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パルプ・フィクション(1994)』

 

 ちなみに、殺し屋ジュールスの唱えるこの一節は、実際の"エゼキエル書"25章17節の内容とは一部異なる。実は実際の一節の前に『パルプ・フィクション(1994)』の監督であるタランティーノが敬愛する千葉真一の主演映画『ボディーガード牙(1976)』のアメリカ版でのみ冒頭で流れる序文の一部が引用されている。

 死に瀕した人間にデタラメな聖書の一節を説き伏せ、命乞いをさせるというタランティーノらしい毒の効いたブラックジョークである。

 

『ボディーガード牙(1976)』の序文

 

ポスト・クレジットシーン

 本作のポストクレジットシーンは2本立てと非常に豪華な内容になっている。

 

 まずはスティーブが映画中盤に訪れていたスミソニアン博物館にバッキーが訪れキャプテンや自分の展示を目の当たりにするというシーン。

 

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 もう一つはハイドラの施設でバロン・フォン・ストラッカーがクイックシルバー(ピエトロ・マキシモフ)とスカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)を見つめながら野望を語るというシーン。このシーンは直接『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』の冒頭に繋がる。

 

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次回予告

 

 次回紹介するのは

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2015)』

 

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次回もお楽しみに。

 

MCU一挙おさらい 8本目『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

前回の記事


 

 

 

 

 

当記事は『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014)』及び、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第8回の今回紹介するのはマイティ・ソーシリーズ2作目

 

マイティ・ソー/ダークワールド(2014)』

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クロナン人

 全身が岩でできた巨大な異星人。ホーガンの故郷、ヴァナヘイムでの戦いでソーに挑むも、ムジョルニアで粉々に粉砕され敗北。

 

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本作より

 

 『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』に登場するコーグもクロナン人である。本作のクロナン人に比べると小柄に見える。

 

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マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』より

 

 原作ではソーが初登場した記念すべき一作目『Journey into Mystery#83 (1982)』に最初の敵として登場。

 

f:id:fuminnw:20181109044541j:plain『Journey into Mystery#83 (1982)』より

 

ダークエルフ

 前作『マイティ・ソー』で説明された世界樹ユグドラシルの枝一本一本に存在する九つの世界の一つ。スヴァルトアールヴヘイムに住む種族。

 

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スヴァルトアールヴヘイムとダークエルフ

 

エーテル

 5000年前のダークエルフとアスガーディアンとの戦いでオーディンらによって奪取されアスガルドの地中深くに封印されていた暗黒物質。触れた者に寄生しあらゆる物質をダークマターへと変化させる能力を持つ。

 

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本作より

 

 またエーテルは『アベンジャーズ(2012)』に登場した四次元キューブ(スペースストーン)やセプター(マインドストーン)同様、インフィニティストーンが形状を変えた物であり、その正体は現実を司るリアリティストーンである。

 

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アルグリム/カース

 マレキスの腹心のダークエルフ。カースストーンの力によってカースへと変貌を遂げる。

 原作ではマレキスに見放され重傷を負い記憶喪失になる。全知全能の存在ビヨンダーによりカースとして生まれ変わりマレキスに復讐を誓うようになる。

 

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アルグリム

 

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カース

 

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原作のカース

 

 ちなみにこのキャラクターを演じたアドウェール・アキノエ=アグバエは『スーサイド・スクワッド(2016)』でキラークロックを演じた俳優である。

 

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スーサイド・スクワッド(2016)』のキラークロック

 

セルヴィグ博士

 『マイティ・ソー(2011)』『アベンジャーズ(2012)』にも登場したエリック・セルヴィグ博士が本作にも登場する。

 セルヴィグ博士が精神科の黒板に書き殴った文字や図形には多くのイースターエッグが隠されている。

 

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ユグドラシル

 前作『マイティ・ソー(2010)』でも紹介された世界樹ユグドラシルの絵が中央に描かれている。

 

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 『マイティ・ソー(2010)』より

"616univers"

 MARVELユニバースでは多次元宇宙に存在する各世界にそれぞれ数字が割り振られており、616とはMARVELの原作コミックスのメインとなる次元の番号である。ちなみにMCUはEarth-199999、アルティメット・ユニバースはEarth-1610。

 

 ちなみに2015年に始まったイベント『シークレットウォーズ』でMARVELユニバースに存在する平行世界同士が衝突する現象"インカージョン"が発生。Earth-616とEarth-1610を含む平行世界が合体、プライムアースとなった。

 

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左が616のヒーロー達、右が1610のヒーロー達

 

"The Crossroads"

 原作コミックス『Incredible Hulk#300 (1984)』に登場した異次元に繋がる出入り口が集まった空間である。

 

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『Incredible Hulk#300 (1984)』より

 

"The Fault"

 原作コミックス『War of Kings#6 (2008)』で登場した次元の裂け目のことである。

 

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『War of Kings#6 (2008)』より

 

"Nexus of All Realities"

 原作コミックスの世界に存在する平行世界同士が交差する空間。

 

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原作より

 

ソーの腕

 裏切ったロキに腕を切られるシーン(実際はマレキスを油断させるための演技だった)があるが、原作ではソーはマレキスによって片腕を切り落とされ失った。

 

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本作より

 

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原作より

 

フロストビースト

 前作『マイティ・ソー(2011)』に登場したフロストジャイアントの世界ヨトゥンヘイムでソー達を苦しませたフロストビーストが本作にも登場している。

 

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本作より

 

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マイティ・ソー(2011)』より

 

今回のスタンリー

 今回のスタン・リーはロキの洗脳の後遺症により頭がおかしくなったセルヴィグ博士が収容された精神病院の患者として登場。セルヴィグ博士に靴を取られる。

 

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コレクター

 ヴォル・スタッグとシフがエーテルの保管を依頼した、異常なほどな執着心を持った収集家。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』に再登場する。

 

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 またコレクターの保管庫にはアダム・ウォーロックの繭のような物が保管されている。ただアダム・ウォーロックの繭は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』にも登場しており本作に登場した繭は無かったことにされたようだ。

 

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本作より

 

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原作のアダム・ウォーロックの繭

 

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』より

 

 ちなみにコレクターは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2015)』に登場したレイナーと呼ばれる種族の宇宙人もコレクションしている。

 

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本作より

 

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2015)』より

 

次回予告

 

 次回紹介するのは

 

キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー(2014)』

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MCU一挙おさらい 7本目『アイアンマン3(2013)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

前回の記事

 

 

 

 

 

当記事は『アイアンマン3(2013)』及び、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第7回の今回紹介するのはMCUフェイズ2の1作目でありアイアンマントリロジー最終作となるこの作品

 

 『アイアンマン3(2013)』

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NY決戦から7か月

 本作は『アベンジャーズ(2012)』のNY決戦から7か月後が舞台である。

 

ハッピー

 『アイアンマン(2008)』『アイアンマン2 (2010)』で監督、製作総指揮を担当していたジョン・ファヴローは本作ではメガホンは取らなかった。

 ただ、前作と前々作にも登場していたキャラクター、ハッピー・ホーガンとして登場。前作まではトニーの運転手兼ボディ・ガードだったが本作ではスターク・インダストリーズの警備主任にまで地位を上げている。

 

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回想シーン、1999年のハッピー

 

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現代のハッピー

 

 ちなみに、ハッピーを演じたジョン・ファブローが監督を務め、本作の翌年に公開された『シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014)』では、アイアンマン(トニー・スターク)ことロバート・ダウニーJr.とブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)ことスカーレット・ジョハンソンが友情出演している。

 

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 ちなみにボビー・カナヴェイルは『アントマン(2015)』『アントマン&ワスプ(2018)』でスコット・ラングの妻の再婚相手であるパクストンを演じていた。

 

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アントマン(2015)』より

 

インセン

 本作序盤の1999年のベルン技術会議の回想シーン。トニーに話しかけるメガネの男性。彼は『アイアンマン(2008)』でテロリストに拉致されたトニーと協力しアイアンマンMk-1を作ったホー・インセンだ。

 トニーはこの時すでに彼に会っているにもかかわらず『アイアンマン』では全くの初対面のように接しており、彼の適当な性格が出ている。

 

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本作より

 

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『アイアンマン(2008)』より

 

ドクター・ウー

 インセンがトニーに紹介した外科医。本作の最後、トニーの心臓付近に埋まったミサイルの破片を取り除く手術を行っているのも彼だ。

 

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本作より

 

 ちなみに、原作コミックにドクター・ヤオ・ウーというパーカー・インダストリーズのバイオテクノロジー部門に所属する科学者がいるが名前が同じというだけで同一のキャラかは明かされていない。

 

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ドクター・ヤオ・ウー

 

 また、本作のドクター・ウーが、原作コミックに登場する全身に放射線を帯び、放射線を照射する能力を持つ、レディオアクティブマンではないか、とネット上で噂されていたが実際は劇中にそのような展開は無かった。ちなみにレディオアクティブマンの本名はチェン・ルーでありウーではない。

 

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レディオアクティブマン

 

 また、中国で上映されたバージョンのみ、彼の娘で助手のキャラクターがノンクレジットで登場する。

 演じているのはファン・ビンビン。彼女は『X-MEN:フューチャー&パスト(2014)』でポータルを出現させる能力を持ったミュータント、ブリンクを演じていた。

 

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 本作のカットシーンよりドクター・ウーの娘

 

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X-MEN:フューチャー&パスト(2014)』のブリンク

 

マンダリン

 『アイアンマン(2008)』でトニーを拉致したテロ集団の組織名"テン・リングス"はマンダリンの10個の魔法の指輪が由来。

 しかし、本作ではマンダリンはただの役者であり"テン・リングス"の組織名を勝手に使っていただけということが後に判明する。

 "テン・リングス"の組織名の初出は『アイアンマン(2008)』であり5年越しの大掛かりなのスカし演出となった。

 

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本作のマンダリン

 

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組織名の由来になった10個の魔法の指輪

 

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原作のマンダリン

 

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"テンリングス"のフラッグ

 

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ローブに"テン・リングス"のロゴ

 

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『アイアンマン(2008)』より

 

 ちなみに、マンダリンのうなじにはキャプテン・アメリカのシールドのタトゥーが入っている。テロリストがヒーローであるキャプテン・アメリカのタトゥーを入れるのはおかしいため、彼がテロリストではないことが後に明かされる事への伏線だったのだろうか。

 

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うなじにキャプテン・アメリカのシールドのタトゥー

 

 ちなみに、マンダリンは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014)』のDVD/Blu-rayの特典映像、マーベル・ワンショット『王は俺だ』の主人公として再登場。

 

 

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『王は俺だ』より

 

 また、このマーベルワンショットにはNetflixで配信中のドラマ『デアデビル』で、デアデビルのスーツを作ったメルヴィン・ポッターを演じたマット・ジェラルドがノンクレジットで登場。もしこのキャラクターがメルヴィンだったとするとマンダリンと顔見だった、ということになる。

 

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『王は俺だ』より

 

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Netflixオリジナルドラマ『デアデビル』より、メルヴィン・ポッター

 

 メルヴィン・ポッターは原作では両腕に回転ノコギリを装備したグラディエーターというヴィランなのだがその話はまた今度することにしよう。

 

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原作のグラディエーター

 

ロクソン社

 マンダリンが拉致し処刑(の演技)を中継したのはロクソン・オイル社の会計士であるトーマス・リチャーズ。

 

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 ロクソン・オイル社とは原作にも登場する架空の石油会社。本作でも最終決戦の行われたタンカーがロクソン・オイル社のものだ。

 

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本作より

 

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原作のロクソン・オイル社

 

 ロクソン・オイル社は『アイアンマン(2008)』『アイアンマン2 (2010)』『エージェント・カーター』『デアデビル』などにこっそり登場しており、今話題のPS4『Marvel's Spider-Man』にもロクソンのビルが登場している。

 

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『アイアンマン(2008)』より

 

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アイアンマン2』より

 

 

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『エージェント・カーター』より

 

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『Marvel's Spider-Man』より

 

 9月7日からHuluで配信開始された『クローク&ダガー』のトレイラーでも、ロクソン社のロゴが確認できる。原作のある世界線ではロクソン社に改造されてクロークとダガーは能力を得た。このことから、これまでロゴが映ったり名前が出てくる程度だったロクソン社だが『クローク&ダガー』でその全貌が明らかになるのだろうか。

 

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『クローク&ダガー』より

 

『クローク&ダガー』トレイラー

 

アイアン・パトリオット

 前作、前々作と登場していたジェームズ・"ローディ"・ローズ。本作ではウォーマシンアーマーに下記の組織A.I.M.によって新たな改良を加えられ、カラーリングも星条旗カラーにペイントし直されたアイアン・パトリオット(鋼鉄の愛国者)として登場。

 

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本作より

 

 ちなみに、原作コミックではアイアン・パトリオットのパワードスーツの中身は、スパイダーマンヴィランとして知られる、グリーン・ゴブリンことノーマン・オズボーンである。

 

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原作コミックのアイアン・パトリオット(ノーマン・オズボーン)

 

 またノーマンの息子であり、二代目グリーン・ゴブリンであるハリー・オズボーンも似たような星条旗カラーのパワードスーツを着てアメリカン・サン(アメリカの倅)と名乗っていた時期がある。

 親子揃って何をしているのか…。

 

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アイアン・パトリオット(左)とアメリカン・サン(右)

 

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アメリカン・サン(ハリー・オズボーン)

 

レスキュー

 トニー邸をミサイルで爆破された際、ペッパー・ポッツがマーク42アーマーを強制装着させられるシーンがある。

 

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 これは原作コミックに登場するペッパー専用のパワードスーツ"レスキュー"を意識した演出と取ることができる。

 

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原作のレスキュー・アーマー

 

マシュー・エリス大統領

 MCUにおけるアメリカ合衆国大統領。アイアン・パトリオットスーツに押し込められ拉致。タンカー、ロクソン・ノルコ号で処刑を宣告される。本作以降も『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』でヘリキャリア標的にされる他、ドラマ『エージェント・オブ・シールド』第3シリーズにニュース映像などで登場。

 

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本作より

 

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』

 

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『エージェント・オブ・シールド』より

 

A.I.M.

 キリアン・マーフィが代表を務める科学者組織。組織名のA.I.M.とはアドバンスド・アイディア・メカニクス(Advanced Idea Mechanics)の略称である。

 原作ではハイドラ同様、世界侵略を目論む悪の組織である。

 

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本作のA.I.M.の科学者たち

 

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原作のA.I.M.隊員

 

エクストリミス

 マヤ・ハンセンにより発案され、上記の組織A.I.M.が完成させたナノマシン。投与された人間は肉体が強化され、発熱、自己再生能力を得られる。しかし未完成なため、暴走を起こすと肉体が自爆を起こしてしまう。

 

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本作のエクストリミス被験者

 

 ドラマ『エージェント・オブ・シールド』シーズン1に登場したマイク・ピーターソン(デスロック)が腕に貼り付けた通称"ムカデ"と呼ばれる装置から投与されているエネルギーの源も、このエクストリミスである。

 

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ドラマ『エージェント・オブ・シールド』よりマイク・ピーターソン(デスロック)

 

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 "ムカデ"

 

 原作のデスロックの本名はルーサー・マニングでありMCUとは別人。兵士をサイボーグする計画、プロジェクト・アルファメックスによってサイボーグソルジャーとなった。この見た目でもヴィランではなくヒーローである。

 

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原作のデスロック。

 

エリック・サヴァン

 キリアンの側近のエクストリミス被験者。エクストリミスと安定して適合しておりパワーを使いこなしている。原作では米兵の強化計画、プロジェクト・ウルトラ・テックの被験体であり全身をサイボーグ化し"コールドブラッド"のコードネームで活動している。

 

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本作より

 

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原作のエリック・サヴァン(コールドブラッド)

 

 原作では、上記のデスロックと対決したこともある。MCUでは両者ともエクストリミスの被験者という設定になっている。

 

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デスロックVSコールドブラッド(Deathlok Vol.2 #20より)

 

ジャック・タガート

 エクストリミスに適合できず、チャイニーズシアターで爆死してしまった被験者。原作ではファイアパワーというスーツを着たヴィランである。原作ではアフリカ系だが本作ではラテン系。

 

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本作より

 

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原作のジャック・タガート(ファイアパワー) (Iron Man Vol.1 #230より)

 

エレン・ブラント

 女性のエクストリミス被験者。右腕が欠損した元身体障害者。顔に傷がある。

 

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本作のエレン・ブラント

 

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原作のエレン・ブラント

 

 原作コミックのエレン・ブラントは沼の怪物マン・シングがまだ人間のセオドア・サリスだった頃の妻である。焼けただれた顔はマン・シングの手によって溶かされた。本作のエレン・ブラントにも顔の傷があるが、傷がついた原因は不明である。

 

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マンシングによって顔を焼かれるエレン・ブラント

 

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マンシングになる前のセオドア・サリス

 

 セオドア・サリスは元々S.H.I.E.L.D.でスーパーソルジャー計画を再現するグラディエイター計画に携わる科学者だった。彼は、車での移動中に本作にも登場した悪の科学者集団A.I.Mに襲撃される。完成したばかりの超人血清のサンプルを自らに注射し、そのまま沼に転落、醜い怪物マンシングに姿を変えた。

 マンシングは次元の門の番人でもありドクター・ストレンジとも深い関わりにあるキャラクターだ。

 

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原作のマン・シング(セオドア・サリス)

 

 また、マン・シングの存在はドラマ『エージェント・オブ・シールド』シーズン1 エピソード20でエージェント・マリア・ヒルとペッパー・ポッツとの電話での会話で言及されているためMCUにも存在していると考えられる。

 

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ドラマ『エージェント・オブ・シールド』より(直撮りで申し訳ないです)

 

 『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』惑星サカールに建つグランドマスターの塔は、彼の主催するバトルロイヤルの歴代チャンピオンの顔で飾られている。一番下にあるのがマン・シングの顔である。他の顔ぶれについてはまたの機会に解説することにする。

 

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マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』より

 

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マン・シングのみアップ

 

 また、超B級ではあるが『巨大怪物マンシング(2005)』としてライオンズゲートから実写映画化されている。『エージェント・オブ・シールド』でマンシングのことが言及されたり、『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』で姿が出たりしていることから映像化権はライオンズゲートからMARVELへ返還されたと考えられる。そのため、今後MCU作品に登場する可能性は極めて高い。

 

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『巨大怪物マンシング(2005)』より

 

パワードスーツたち

 全てについて解説しているときりがないので重要なものだけ抜粋して紹介していこうと思う。

 

・Mk-1〜7

 『アイアンマン(2008)』で登場したMk-1,2,3『アイアンマン2 (2010)』で登場したMk-4,5,6『アベンジャーズ(2012)』で登場したMk-7は、スターク邸がミサイルで爆破された際に全て破壊され消失。

 

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・Mk-8〜42

 トニーが秘密裏に製作していた試作品のパワードスーツ達。『アイアンマン(2008)』から登場しているJ.A.R.V.I.S.が遠隔コントロールしている。

 

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・Mk-22 ホットロッド

 ウォー・マシーンMk-2の試作型である。

 

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・Mk-33 シルバーセンチュリオン

 シルバーセンチュリオンアーマーは原作にも登場するが型式番号はMk-33ではなくModel 6〜8である。

 

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本作のシルバーセンチュリオン

 

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原作のシルバーセンチュリオン

 

・Mk-38 イゴール

 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』で初登場したハルク・バスターの試作品である。

 

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イゴール

 

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ハルク・バスター

 

・Mk-42

 トニーが本作で主に着用しているスーツである。

 

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今回のスタン・リー

 今回のスタン・リーはミスコンの審査員として登場

 

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10点満点

 

ポストクレジットシーン

 本作のエンドロール後のおまけシーンはトニー・スタークがブルース・バナー(ハルク)に本作の一連の経緯を説明するしている。ブルースはトニーの話が長すぎて居眠りをしてしまっている。

 

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次回予告

 

 次回解説するのは

 

 

マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)』

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次回の記事

 

MCU一挙おさらい 6本目『アベンジャーズ(2012)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

前回の記事

 

 

 

 

 

当記事は『アベンジャーズ(2012)を含む、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第6回の今回紹介するのはMCUフェイズ1の集大成となるこの作品

 

アベンジャーズ(2012)』

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二つのインフィニティ・ストーン

 本作にはインフィニティ・ストーンを内包したアイテムが二つ登場する。一つは『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー(2011)』にも登場した四次元キューブ。もう一つはセプター(ロキの杖)だ。

 

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四次元キューブ

 

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セプター

 

 四次元キューブは空間を司るスペースストーン。セプターは精神を司るマインドストーンと呼ばれるインフィニティ・ストーンを内包している。

 

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ブルース・バナー

 本作では『インクレディブル・ハルク(2008)』でブルース・バナーを演じていたエドワード・ノートンは降板し代わりにマーク・ラファロがブルース・バナーを演じているのだが、あまりにも似ていなさすぎて混乱を招いた。

 

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インクレディブル・ハルク(2008)』よりエドワード・ノートン演じるブルース・バナー

 

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本作でブルース・バナーを演じたマーク・ラファロ

 

ブラック・サバス

 本作でトニー・スタークはブラック・サバスの1978年のツアーTシャツを着ている。ちなみにブラック・サバスにはアイアンマンという曲があり『アイアンマン(2008)』では劇中歌及びエンドロールで使用された。

 

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本作より

 

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チタウリ

 次元の裂け目から現れた侵略宇宙人。

 

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本作のチタウリ

 

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原作のチタウリ

 

 原作では、チタウリはアルティメットユニバースと呼ばれるマーベル世界の別次元におけるスクラル人である。スクラル人とは『キャプテン・マーベル(2018)』に登場することが決まっている、擬態とコピー能力を持った侵略宇宙人である。

 

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キャプテン・マーベル(2018)』ティザー・イメージより

 

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原作のスクラル人

 

若い警官

 画像右の若い警官を演じるエンヴィア・リーフ・ジョカイはドラマ『エージェント・カーター』でS.H.I.E.L.D.の前身にあたる組織S.S.R.のエージェントであるダニエル・スーザを演じている。もしかしたらこの若い警官はダニエル・スーザの孫なのかもしれない。

 

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本作

 

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『エージェント・カーター』よりダニエル・スーザ

 

世界安全保障委員会

 S.H.I.E.L.D.を管理する組織。チタウリによる侵略を終結させるためにNYに核攻撃するようフューリーに指示する。

 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』に再登場。

 

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本作より

 

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』より

 ちなみに、中央のモニターに映っているギデオン・マリック(パワーズ・ブース)は『エージェント・オブ・シールド』シーズン3-エピソード15に再登場。ある事実が判明する。

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ギャラガ

 ヘリキャリアのS.H.I.E.L.Dエージェントが隠れてプレイしているゲームは『ギャラガ』。

 

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本作

 

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 『ギャラガ』はナムコが1981年に発売したゲーム。宇宙人が攻めてくるという内容が本作と一致している他、チタウリの母艦の形がボスギャラガの形に微妙に似せた物になっている。

 

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本作より

 

デストロイヤーキャノン

 ロキを撃退するためにコールソンが持ち出した武器はデストロイヤーキャノンと呼ばれており『マイティ・ソー(2011)』に登場したデストロイヤーの技術を応用したものである。

 

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本作

 

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マイティ・ソー(2011)』より

 

エイリアンか?

 空から降ってきたブルース・バナーに対し「エイリアンか?」と尋ねた警備員。彼は映画『エイリアン(1979)』で船員のブレットを演じたハリー・ディーン・スタントンだ。

 

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本作

 

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『エイリアン(1979)』より

 

今回のスタン・リー

 今回のスタン・リーはアベンジャーズについてインタビューを受け彼らを賞賛する老人として登場。

 

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アベンジャーズタワー

 チタウリとの戦いによりボロボロになったスタークタワー。ロゴの文字が破壊されアベンジャーズのシンボルマークである"A"のみに。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2016)』で再び登場した際にはアベンジャーズの本拠地"アベンジャーズタワー"になっていた。

 

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本作より

 

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2016)』より

 

サノス

 エンドクレジット中盤に挿入された映像でサノスが登場。

 

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ポスト・クレジットシーン

 本作のエンドロール後のおまけ映像はNYでの戦闘を終えたアベンジャーズのメンバーが気まずそうにシャワルマ(メキシコ料理)を食べるシーンだ。

 

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 ちなみに、このシャワルマ屋の外観は劇中でも一瞬映っている。

 

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次回予告

 

 次回解説するのは

 

 

アイアンマン3 (2013)』

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次回の記事

 

MCU一挙おさらい 5本目『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

前回の記事


 

 

 

 

当記事は『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』を含む、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第5回の今回紹介するのは。

 

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』

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ユグドラシル

 1942年の3月ヨハン・シュミットがコズミック・キューブを強奪したノルウェーコステンベルグの寺院の壁画。そこに描かれているのは『マイティ・ソー(2011)』に登場した世界樹ユグドラシルだ。

 

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本作より

 

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マイティ・ソー(2011)』より

 

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ヒューマントーチ

 1943年の1月1日に行われた万国博覧会のシーン。透明のポッドの中に赤いスーツを着たマネキンのようなものが立っているシーンがある。これは原作に登場するアンドロイド、ヒューマン・トーチ(ジム・ハモンド)である。

 

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本作より

 

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 原作のヒューマン・トーチ(ジム・ハモンド)

  

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ポッドも原作のオマージュとなっている(Marvelsより)

 

 ヒューマン・トーチ(ジム・ハモンド)はアンドロイドでありファンタスティック・フォーのヒューマン・トーチ(ジョニー・ストーム)とは別人である。

 

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ファンタスティック・フォーのヒューマン・トーチ(ジョニー・ストーム)

 

 ちなみに本作でキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスは『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』でジョニー・ストームの方のヒューマン・トーチを演じていた。

 

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ファンタスティック・フォー 超能力ユニット(2005)』より

 

スーパーソルジャー計画

 スティーブ・ロジャースキャプテン・アメリカへと変えた超人化計画。『インクレディブル・ハルク』で行われていたのはこのスーパーソルジャー計画の再現実験である。

 

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本作より

 

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インクレディブル・ハルク(2010)』より

 

キャプテンアメリカのコスチューム

 本作でキャプテンアメリカは三種類のスーツを着る。

 

 国際の販売促進ショーで着ていたアーミー・マスコットスーツは頭に羽根飾りが付いていることや、盾の形などが原作の最初期のスーツに似せてデザインされてる。

 

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 またショーの中でヒトラーを殴るパフォーマンスがあるがこれは『Captain America Comics#1 (1941)』のカバーアートのオマージュとなっている。

 

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本作より

 

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『Captain America Comics#1 (1941)』より

 

 ハイドラに囚われた捕虜の解放に向かった際のコスチューム。アーミー・マスコットスーツの上からジャケットを羽織っただけではあるが原作のアルティメット・ユニバースで第二次世界大戦の際に着ていたコスチュームのオマージュとなっている。

 

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本作より

 

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原作コミックス『Ultimets』より

 

 トニー・スターク(アイアンマン)の父、ハワード・スタークによって作られたスーツでは頭の羽根飾りがプリントとなっている。また、この時からシールドがヴィヴラニウム製のラウンド(円形)シールドに変わった。

 

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本作より

 

イラストレータ

 スティーブがノートに猿に模した自分のイラストを描くシーンがある。原作ではスティーブ・ロジャーズはイラストレーターをしていた時期がある。

 

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本作より

 

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原作より

 

アーニム・ゾラ

 スイス人の天才科学者原作では体をサイボーグ化しており、胴体中央のモニターに顔が映し出され、本来顔のある場所にはカメラが付いている。

 

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本作より

 

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原作のアーニム・ゾラ

 

 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』では6万メートルの磁気テープに意識を移し巨大なコンピュータの姿で再登場。その後自ら発射したミサイルの爆発に巻き込まれ消滅した。

 

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』より

 

 2016年にマーベルのコンセプトアーティスト、ジョシュ・ニジーによって『アントマン(2015)』の冒頭シーンに登場予定だったアーニム・ゾラのコンセプトアートが公開された。その姿はより原作に近いものとなっている。

 『アントマン(2016)』の冒頭シーンは1989年なので本作と『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』の間の出来事である。

 

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ジョシュ・ニジーによるコンセプトアート

 

 ちなみに原作準拠のアンドロイドボディの設計図が本作に一瞬だけ映り込んでいる。

 

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本作より

 

スターロードの母?

 キャプテン・アメリカに握手を求める女性を演じたのはローラ・ハドック。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』でピーター・クイル(スターロード)の母、メレディス・クイルを演じていた女優。

 

 本作の時代は1943年、メレディス・クイルの生きていた時代とは重ならないのでただのキャスティングかぶりと考えられる。もしくは、本作に登場したのはメレディスの母でピーター・クイルの祖母という考え方をするのも面白いかもしれない。

 

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本作より

 

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)』より

 

ハウリングコマンドー

 ハイドラの捕虜となっていたところをキャプテン・アメリカに助け出され行動を共にすることになった精鋭達。左からダム・ダム・デューガン、ジャック・デルニエ、ジム・モリタ、ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワース、ゲイブ・ジョーンズ。

 

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MCUハウリングコマンドー

 

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原作のハウリングコマンドー

 

 ジム・モリタは『スパイダーマン:ホームカミング(2017)』でピーター・パーカーの通うミッドタウン高校の校長、モリタの祖父である。祖父がキャプテン・アメリカと共に戦っていたことを誇りに思っているからか『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2015)』で世間から戦犯扱いを受けているキャプテン・アメリカの登場する教育ビデオの使用を続けている。

 祖父、孫共にケネス・チョイが演じている。

 

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モリタ校長

 

 ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワースは原作ではユニオン・ジャックというイギリスの国旗を模したスーツを着たヒーロである。また、キャプテン・アメリカ、バッキー・バーンズ、ヒューマン・トーチ、サブマリナーなどが所属するインベーダーズのメンバーだったことがある。

 

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 分かりにくいが、本作のモントゴメリーの軍服はポケットとベルトでユニオンジャックの柄に見えるようにデザインされている。

 

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本作より

 

 

 

 ゲイブ・ジョーンズはドラマ『エージェント・オブ・シールド』に登場するS.H.E.L.D.エージェント、アントニー・トリプレットの祖父である。

 

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『エージェント・オブ・シールド』より

 

 『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー(2015)』ではスミソニアン博物館にキャプテンアメリカのスーツのレプリカと共に展示されていた。

 

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 またドラマ『エージェント・カーター』では再登場を果たし、ペギー・カーターに加勢した。

 

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メンインブラック

 爆弾を積んだ大型戦闘機ワルキューレをチェスター・フィリップス(トミーリー・ジョーンズ)の運転する車で追いかけるシーン。ニトロボタンを押してブーストをかけるのだが、これはトミーリー・ジョーンズの出演している『メン・イン・ブラック(1997)』のオマージュである。

 

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本作

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メン・イン・ブラック(1997)』

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レッドスカルのその後

 四次元キューブの力によって異次元に飛ばされたレッドスカル。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』で再登場し、宇宙の果ての惑星ヴァーミアで霊体となり生き続けていたことが明かされた。

 

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本作より

 

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』

 

今回のスタン・リー

 今回は叙勲式のシーンで登場。スティーブ・ロジャースが登壇しないことを伝えに来た職員をキャプテン・アメリカと勘違いし、隣に座る男性に「意外と小柄だ」と言う。

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次回予告

 

 次回解説するのは

 

 

アベンジャーズ(2012)』

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次回の記事

MCU一挙おさらい 4本目『マイティ・ソー(2011)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

前回の記事


 

 

 

 

当記事は『マイティ・ソー(2011)』を含む、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第4回の今回紹介するのは。

 

マイティ・ソー(2011)』

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ヘルメット

 序盤でだけ被っていた羽根飾りのついたヘルメット。映画ではその後被ることは無いが、原作ではヘルメットを被っていることの方が多い。

 

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本作より

 

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原作より

 

 MCUの原点とされている『アルティメッツ』ではソーはヘルメットを被っていない。このことから映画ではヘルメットを被っていない状態がデフォルトになったと考えられる。

 

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原作コミックス『アルティメッツ』より

 

 ちなみに、シリーズ3作目の『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』では別デザインの羽根飾りのついたヘルメットが登場する。

 

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マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』

 

 ウォーリアーズ・スリーとシフ

 ソーと共に幾多の戦いを生き抜いてきた戦友。左からヴォルスタッグ、シフ、ファンドラル、ホーガン。

 

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本作より

 

 ヴォルスタッグを演じるレイ・スティーヴンソンは『パニッシャー:ウォー・ゾーン(2008)』でパニッシャー(フランク・キャッスル)を演じていた俳優だ。

 

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パニッシャー:ウォー・ゾーン(2008)』

 

 ファンドラルを演じたジョシュア・ダラスは次作に当たる『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』では『ワンス・アポン・ア・タイム』の撮影のため降板。ファンドラルを演じたのは本作が最初で最後である。

 

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今作でファンドラルを演じたジョシュア・ダラス

 

 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014)』以降は『塔の上のラプンツェル』でフリンを演じたザッカリー・リーヴァイが演じることになった。

 

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014)』からファンドラルを演じるザッカリー・リーヴァイ

 

 ちなみにザッカリーは来年公開予定のDCコミックス原作の映画『シャザム!(2019)』で主人公シャザムを演じることが決定している。

 

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『シャザム!(2019)』

 

宝物庫のアイテム

 アスガルドの宝物庫に安置されていたアイテム。左からインフィニティ・ガントレット、生命と時間の石板、アガモットの眼、永延なる炎、ウォーロックの眼。

 

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インフィニティ・ガントレット

 インフィニティ・ストーンが全てはめ込まれた状態だが『マイティ・ソー/バトル・ロイヤル(2017)』でレプリカということが判明する。

 

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マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』より

 

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原作のインフィニティ・ガントレット

 

生命と時間の石板

 

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原作の生命と時間の石板

 

アガモットの眼

 『ドクター・ストレンジ(2016)』に登場したものとは形状が異なるが、これもレプリカと考えられる。

 

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ドクター・ストレンジ(2016)』のアガモットの眼

 

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原作のアガモットの眼

 

延々なる炎

 このアイテムも『マイティ・ソー/バトルロイヤル』で再登場。ヘラがフェンリルアスガルド兵、ロキがサーターを蘇らせるのに使われた。

 

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マイティ・ソー/バトルロイヤル』より

 

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原作の永延の炎

 

ニューメキシコに落ちたムジョルニア

 前作『アイアンマン2 (2010)』のポストクレジットシーンでニューメキシコに落ちクレーターを作ったムジョルニア。

 

 今回のスタン・リーのカメオ出演はこのシーン。ムジョルニアに鎖を括り付けトラックで引き抜こうとした老人がスタン・リーだ。

 

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 このシーンにカメオ出演しているコミックアーティストはスタン・リーだけではない。ムジョルニアを一番最初に発見し持ち上げようとしたこの男性、原作コミック『Thor』のライターを2007年から2009年まで務めたマイケル・ストランジスキだ。

 

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Thor(2007-2011)Vol.1

 

Journey Into Mystery

 またこのニューメキシコのシーンで「Journey Into Mystery...」と書かれた看板が映る。『Journey Into Mystery.』とはソーが初めて登場したコミックスのタイトルだ。

 

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『Journey Into Mystery#83 (1952)』

 

ガンマ線研究者

 セルヴィグ博士がジェーン達に「知り合いのガンマ線研究者がS.H.I.E.L.D.と仕事をしている」と話すシーンがある。このガンマ線研究者とは『インクレディブル・ハルク(2008)』のブルース・バナーのことではないかと予想することができる。

 

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デストロイヤー 

 アスガルドの宝物庫を襲撃したフロストジャイアント達を撃退。ソーの抹殺を狙うロキにより地球に送り込まれたがソーとウォーリアーズ・スリーによって破壊された。

 また、デストロイヤーを見たS.H.I.E.L.D.隊員が「スタークの物か?」というシーンがある。

 

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 映画のその後を描く『アベンジャーズ:プレリュード』では破壊されたデストロイヤーはS.H.I.E.L.D.によって回収されたことが判明。『アベンジャーズ(2012)』でロキを撃退するためにコールソンが持ち出したデストロイヤーキャノンはデストロイヤーの技術を転用した武器だ。

 

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アベンジャーズ:プレリュード フューリーズ・ビッグウィーク』より

 

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アベンジャーズ(2012)』より

 

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ドラマ『エージェント・オブ・シールド』にも登場

 

ジェスパー・シットウェ

 本作で何度か映り込んでいたS.H.I.E.L.D.エージェント。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』『エージェント・オブ・シールド』にも登場。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』である事実が判明することになる。

 

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本作より

 

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アベンジャーズ(2012)』より

 

ドナルド・ブレイク

 ジェーンがソーに貸した昔交際していた男性の着ていた服。そこに貼り付けてあったネームタグに書かれた名前。ドナルド・ブレイクとは原作でソーが人間界で転生した際の名前だ。原作のソーは神の姿とこのドナルドの姿を使い分けていた。

 

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本作より

 

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偽造IDもドナルド・ブレイク名義

 

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原作より

 

 ドナルド・ブレイクの姿の時は右足に生まれつき障害を持っているのでムジョルニアを杖に変化させて持ち歩いている。

 『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』でムジョルニアを傘に変化させていたのはこれに対するオマージュと考えられる。

 

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ホークアイ

 アベンジャーズのメンバー、ホークアイは本作で初登場。しかしノンクレジットでの登場だったためファンは武器の弓矢からホークアイだと予想するしかなかった。

 

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本作より

 

ユグドラシル

 ソーはジェーンにこの世界はユグドラシルと呼ばれる世界樹の幹と枝であり9つの世界が存在すると説明する。

 

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本作より

 

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9つの世界

 

アスガルド

 神々の世界、ソーたちがいたのはここ。

 

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ミッドガルド

 我々が生きる世界。ソーはオーディンの怒りを買いこの世界に追放された。

 

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ヨトゥンヘイム

 フロストジャイアントの住む世界。

 

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ヴァナヘイム

 ウォーリアーズ・スリーのホーガンの故郷である世界。次回作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014)』の序盤に登場。

 

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014)』より

 

スヴァルトアールヴヘイム

 ダークエルフの住む世界。こちらも次回作に登場。

 

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014)』より

 

ニヴルヘイム

 死者の世界シリーズ三作目『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』に登場したヘル(地獄)がMCUにおけるニヴルヘイムではないかという指摘がある。

 

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マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』より

 

ムスペルヘイム

 炎の悪魔が住む世界。こちら『マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』に登場。スルトが治めている。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014)』でも9つの世界が直列するシーンで一瞬だけ登場。

 

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マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017)』より

 

ニダベリア

 鍛冶屋の種族、ドワーフの住む世界。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』で登場。

 

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』

 

アールヴヘイム

 ライトエルフの住む世界。MCUでは未登場。

 

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原作のアールヴヘイム

 

ポスト・クレジットシーン 

 ジェーンの同僚であるセルヴィグ博士にフューリーが四次元キューブの研究を依頼する。しかし博士は既にこの時ロキに洗脳された状態であり『アベンジャーズ(2012)』につながる伏線になっている。

 

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本作より

 

テッセラクト(四次元キューブ)

青白く輝く立方体の形をしたインフィニティ・ストーンのうちの一つ。『アイアンマン2 (2010)』でトニー・スタークの父、ハワードが研究していたことが明らかになった他『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー(2011)』『アベンジャーズ(2012)』でも重要な役割を果たす。

 

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次回予告

 

 次回解説するのは

 

 

『キャップテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンジャー(2011)』

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次回の記事

 

 

MCU一挙おさらい 3本目『アイアンマン2 (2010)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に公開を控えた『アベンジャーズ4』に向け、今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

 

前回の記事


 

 

 

 

当記事は『アイアンマン2 (2010)』を含む、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第三回の今回、紹介するのは

 

アイアンマン2 (2010)』

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ウィップラッシュ 

  本作の、メインヴィラン。二本のウィップ(鞭)を使ってアイアンマンを苦しめる。

 

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ウィップラッシュMk-I

 

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ウィップラッシュMk-II

 

 本作ではイアン・ヴァンコという名前だが、これは映画オリジナルの設定。原作ではマーク・スカロッティが初代。リーアン・フォアマンが二代目である。

 

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原作のマーク・スカロッティ

 

 スカロッティはドラマ『エージェント・オブ・シールド』シーズン2-6話『スプリンター爆弾』に登場。

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 紐の先にナイフを括り付けたものを使いS.H.I.E.L.D.のエージェント・メイと対決。見事な鞭術を披露している。

 

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 本作の序盤に登場したイアンの父アントン・ヴァンコは原作ではクリムゾン・ダイナモとして登場。後にウィップラッシュの名前とスーツを受け継いでいたことがある。

 

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本作より

 

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クリムゾン・ダイナモスーツ

 

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アントン・ヴァンコのウィプラッシュスーツ

 

 ちなみに、まだスターク・インダストリーズから追放される前の若い頃のアントンがドラマ『エージェント・カーター』シーズン1-1話『キャプテン・アメリカの恋人』に登場している。

 

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名札に注目

 

 またイアン・ヴァンコが違法入国する際に使っていたパスポート、そこに書かれた偽名ボリス・ツルゲーネフとは二代目クリムゾン・ダイナモの名前だ。

 

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本作より

 

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ボリス・ツルゲーネフのクリムゾン・ダイナモスーツ

 

ジャスティン・ハマー

 ハマーインダストリーズのCEO。『アイアンマン3 (2013)』のBlu-rayに収録されているMARVELワンショット『王は俺だ』で囚人服姿で再登場する。

 

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本作より

 

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MARVELワンショット『王は俺だ』より

 

 またNetflixドラマ『ルーク・ケイジ』に登場する硬質なルーク・ケイジの肉体にも有効な銃弾「ユダ」はチタウリのテクノロジーを利用したハマー社製の兵器である。

 

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Netflixドラマ『ルーク・ケイジ(2016)』より

 

 また、同作に登場するダイアモンドバックのスーツもハマー社製。「ユダ」にチタウリの技術が利用されていたことなどから、ハマー社はハイドラと『スパイダーマン: ホーム・カミング(2017)』に登場したトゥームスの組織と繋がっていたことが伺える。

 

 このことから『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』に登場したハイドラのチタウリ・アーマー、『シビルウォー: キャプテン・アメリカ(2016)』に登場したクロス・ボーンズ、『ルーク・ケイジ(2016)』に登場したダイアモンド・バック、『スパイダーマン: ホーム・カミング(2017)』に登場したショッカーのスーツは、強烈なパンチを繰り出すスーツという点で共通していることも踏まえて。それぞれ同一の計画の中で作られたスーツではないかと考察することができる。(実際にショッカーのガントレットはクロスボーンズのガントレットの流用だと言われている)

 

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)『シビルウォー: キャプテン・アメリカ(2016)』

チタウリ・アーマー               クロス・ボーンズ

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ルーク・ケイジ(2016)』           『スパイダーマン: ホーム・カミング(2017)』

ダイアモンド・バック              ショッカー

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ウォー・マシーン(ローディ)

 本作から晴れてウォー・マシーンになったローディ。しかし演じている俳優はテレンス・ハワードからドン・チードルに変更となった。変更になったのはテレンス・ハワードとスタジオがギャラでもめたのが原因とのこと。

 

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『アイアンマン(2008)』よりテレンス・ハワード演じるローディ

 

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本作よりドン・チードル演じるウォー・マシーン(ローディ)

 

モナコグランプリ

 トニー・スタークの前にイアン・ヴァンコが初めて姿を表すこのシーンにも多くの小ネタが隠されている。

 

三代目ユニオン・ジャック

 モナコグランプリのレース出場者の中にイギリス代表のチャップマンという名前がある。これは原作に登場するキャラクター、ユニオン・ジャックの三代目であるジョセフ・チャップマンだと言われている。

 ユニオンジャックとはその名の通り、イギリスの国旗を模したコスチュームを見に纏ったヒーローである。

 

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本作より

 

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原作の三代目ユニオン・ジャック(ジョセフ・チャップマン)

 

クリスティン・エヴァハート

 前作『アイアンマン(2008)』にも登場した記者。

 

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本作より

 

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『アイアンマン(2008)』より

 

イーロン・マスク

 スペースX社とテスラ社のCEOであるイーロン・マスクご本人がカメオ出演。ちなみに彼は映画版のトニー・スタークのキャラクター的なモデルとも言われている。

 

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本作より

 

 ちなみに、ハマー・インダストリーズの格納庫のシーンは、スペースX社の格納庫を借りて撮影したとのこと。

 

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本作より

 

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スペースX社の格納庫

 

ハワード・スターク

 ハワード・スタークの遺品の中にキャプテン・アメリカのシールドとコミックス『Captain America Comics#1 (1941)』とテッセラクト(四次元キューブ)についての研究資料がある。

 ハワードとキャプテン・アメリカとの関係は『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャーズ』で明らかになる。

 

 キャプテンアメリカのシールドの試作品を見たエージェント・コールソンが「これは…」と反応している。彼はキャプテン・アメリカの熱烈なファンだということが後に分かる。

 

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本作より

 

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『Captain America Comics#1 (1941)』

 

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本作より

 

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テッセラクト(四次元キューブ)

 

チェス・ロバーツ

 MCU架空のテレビ局WHiHのキャスター。

 

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本作より

 

 原作に一度だけ登場したキャラクターである。

 

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原作より

 

 ちなみに演じているのはオリヴィア・マン。『X-MEN: アポカリプス(2016)』でサイロックを演じていた女優だ。

 

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X-MEN: アポカリプス(2016)』のサイロック

 

スターク・エキスポ

 ウォルト・ディズニーはディズニーランド以外に実験的な近未来都市"EPCOT"の建設を計画していた。ウォルト・ディズニーがその計画を紹介する映像に似せられて本作のスターク・エキスポを紹介するハワード・スタークの映像は作られている。

 ちなみに、本作が公開された時点ではマーベルスタジオはまだディズニーには買収されていなかった。

 

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スターク・エキスポを紹介するハワード・スターク

 

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EPCOTを紹介するウォルト・ディズニー

 

 また、後付け設定ではあるが。スパイダーマンの権利がMARVELに戻ってきたことによって、スターク・エキスポにいたこのアイアンマンのお面をした少年は、幼少の頃のピーター・パーカーということになった。

 

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本作より

 

新しいアークリアクター

 トニーが新しく作り出したアークリアクターの素材はヴィヴラニウム。この物質はキャプテンアメリカの盾にも使われておりブラックパンサーが治めるワカンダ王国が原産国である。

 

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インクレディブル・ハルク』のニュース映像

 モニターに映っているのは『インクレディブル・ハルク(2008)』でカルバー大学でハルクが暴れた際のニューズ映像だ。このことから本作と『インクレディブル・ハルク』の一連の出来事はほぼ同時に起きていたことが分かる。

 

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本作より

 

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インクレディブル・ハルク(2008)』より

 

地図のポインティングされた土地には…

 奥のモニターには世界各地にポインティングがされた地図が映し出されている。

 ポインティングされているのはアフリカの中部と南大西洋

 

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 アフリカの中部のポイントが示すのは、ブラックパンサーのいるワカンダ王国だ。

 

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ワカンダ王国

 

 南大西洋のポイントが示すのはネイモア=サブマリナーのいるアトランティスだと言われている。

 

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スターン議員

 写真真ん中に写っている上院議員。アイアンマンを兵器として批判。映画終盤の勲章の表彰式に授与者として参加している。

 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』で再び登場しある事実が判明することとなる。

 

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本作より

 

ポストクレジットシーン

 今作のエンドロール後のおまけシーンは今まで以上に次回作に直接的につながる映像になっている。

 ニューメキシコ州の荒野に突如として出現した巨大なクレーターに駆けつけたエージェント・コールソンがクレーターの中央にソーのハンマー"ムジョルニア"を発見するという内容。

 

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本作より

 

次回予告

 

 次回解説するのは

 

マイティ・ソー(2011)』

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 次回の記事

 

MCU一挙おさらい 2本目『インクレディブル・ハルク(2008)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に公開を控えた『アベンジャーズ4』に向け、今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを18週に亘り一気におさらいしている本ブログ。

 

前回の記事

 

 

 

 

 

当記事は『インクレディブル・ハルク(2008)』を含む、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第二回の今回紹介するのは

 

インクレディブル・ハルク(2008)』

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超人ハルク(1977)

 1977年から放送が開始されたテレビドラマ『超人ハルク』のオマージュが本作にはたびたび登場する。

 

右が『超人ハルク(1977)』左が『インクレディブル・ハルク(2008)』

 

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 『超人ハルク』では主人公の名前はブルース・バナーではなくデイヴィッド・バナーであり、この名前が本作ではバナーが隠居生活をしていた時の偽名として登場する。

 

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 大学の警備員を演じているのは『超人ハルク(1977)』でハルクを演じたルー・フェリグノだ。『ハルク(2003)』でも警備員を演じていた。また、今作を含め『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』やアニメ版でもハルクの声は全て彼が演じている。

 

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本作のルー・フェリグノ

 

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超人ハルク(1977)』のハルク(ルー・フェリグノ)

 

スタークインダストリーズ

 劇中に登場する音波兵器やロケットランチャーなどはスタークインダストリーズ製である。

 

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 ちなみにこの音波兵器は小型化され『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』のウォーマシンMk-IIIの装備にも応用されている。

 

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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』のウォーマシンMk-III

 

ニック・フューリー

 前作『アイアンマン(2008)』のポストクレジットシーンで登場したS.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーの名前が確認できる。

 

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 『アイアンマン(2008)』から『アベンジャーズ(2012)』までの間にS.H.I.E.L.D.がアベンジャーズ結成のために行っていた活動を描いたコミック『アベンジャーズ:プレリュード フューリーズ・ビッグウィーク』でハルクとアボミネーションのハーレムでの決戦にブラックウィドウが派遣されていた、という描写がある。これはその際に作成された資料だろう。

 

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 またS.H.I.E.L.D.はMr.グリーン(ブルース・バナー)とブルー(サミュエル・スターンズ博士)のメールを監視していたことが後に判明する。

 

ドク・サムスン

 ドク・サムスンとはハルク同様にガンマ線実験によって超人的な怪力を手に入れたキャラクターだ。

 

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原作のドム・サクソン

 

リック・ジョーンズ

 原作ではガンマ線の実験区域にいた彼をかばい、ブルース・バナーはガンマ線を浴びハルクになってしまう。

 

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原作のリック・ジョーンズ

 

 一時期キャプテン・アメリカに弟子入りしトレーニングを受けサイドキックであるバッキーを襲名していた時期がある。

 

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 リック・ジョーンズは後にハルクの亜種、A-BOM(アトミックボム)に変身してしまう。

 

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原作のA-BOM

 

ウェポン・プラス計画

 ブルース・バナー博士が研究していた実験はウェポン・プラス計画と呼ばれており『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー(2012)』でスティーブ・ロジャースを超人化させキャプテン・アメリカにしたスーパーソルジャー計画の再現実験である。

 

 タンクに描かれているラインスタイン博士とは、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』に登場したスーパーソルジャー計画の責任者エイブラハム・アースキン博士の別名だ。

 

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本作より

 

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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のアースキン博士

 

 ちなみに原作では最初のスーパーソルジャーであるキャプテン・アメリカがウェポンI(ワン)、10番目の被験体であるウルヴァリンがウェポンX(ローマ数字の10)である。

 

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 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』ではウェイド・ウィルソン(デッド・プール)がウェポンXI(イレブン)である。

 

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サンダーボルト・ロス将軍

 米軍将校であるロス将軍は本作以降もMCU作品に度々登場し『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では国務長官として登場。ソコヴィア協定への著名を推し進める。

 

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本作より

 

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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』より

 

 原作ではロス将軍は後にレッドハルクという赤いハルクに変身する。レッドハルクはハルクと違い理性が安定しており、戦術的思考に非常に長けている。

 

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原作のレッドハルク

 

 またロス将軍とエミル・ブロンスキーが面会するシーンで、将軍の部屋の壁によく見るとキャプテン・アメリカの絵が飾れている。

 

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本作より

 

ベティ・ロス

 ロス将軍の娘でありブルース・バナーの恋人。

 

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本作より

 

 原作ではハルクから発せられるガンマ線被爆して死亡。その後、改造を施されレッド・シーハルクとして復活した。

 

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原作のレッド・シーハルク

 

サミュエル・スターンズ博士

 ブルース・バナーがハルク化を止めるための治療に協力をしていた生物学者

 

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 血液サンプルが額の傷から混入し頭部が肥大化。その後、どうなったかは描かれなかったが、その姿が博士が原作でガンマ線実験で変身するリーダーというキャラクターに酷似している。

 

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本作より

 

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原作のリーダー

 

カルバー大学

 ハルクとエミル・ブロンスキーが対決したカルバー大学は『マイティ・ソー(2011)』に登場するジェーン・フォスターとエリック・セルヴィグ博士の勤めている大学である。

 

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マイティ・ソー(2011)』のジェーン・フォスター

 

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エリック・セルヴィグ博士

 

ジム・ウィルソンとジャック・マクギー

 ハルクとエミルの対決を近くで見ていた学生達。

 

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 ジム・ウィルソンは原作に登場するハルクのサイドキックだったことのある少年だ。

 

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 ジャック・マクギーとはドラマ『超人ハルク』に登場した新聞記者だ。

 

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今回のスタンリー

 今回のスタンリーはブルース・バナーの血液が混入したピンゴ・ドセというガラナソーダを飲んでしまう。

 

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本作より

 

 ちなみにこのピンゴ・ドセというガラナソーダの広告が『アントマン(2015)』の劇中に登場する。

 

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アントマン(2015)』より

 

ポストクレジットシーン

 今作のエンドロール後のおまけシーンではトニー・スタークが登場。酒場で焼け酒をするロスにアベンジャーズ計画が進行中であることをほのめかす。

 

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特典映像

 本作のDVDに収録されている別バージョンのオープニング映像には氷漬けになったキャプテン・アメリカが映っている。

 

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拡大

 

次回予告

 次回解説するのは

 

 

アイアンマン2 (2008)』

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次の記事

 

 

MCU一挙おさらい 1本目『アイアンマン(2008)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に公開を控えた『アベンジャーズ4』に向け、今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを18週に亘り一気におさらいしていこうと思う。

 

 記事の公開予定日一覧です。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス』と『スパイダーマン/ホームカミング』はすでに記事にしてあるので、そちらを参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

当記事は『アイアンマン(2008)』を含む、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 それでは、記念すべきMCU第1作品目のこの映画から解説していこう。

 

『アイアンマン(2008)』

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テン・リングス

 アフガニスタンでトニー・スタークを拉致したテロ組織"テン・リングス"の組織名はアイアンマンのヴィラン、マンダリンの持つ"十個の魔法の指輪"が由来。

 

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本作のテンリングス

 

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テンリングスのフラッグ

 

 組織名の由来になったマンダリンは『アイアンマン3(2013)』に意外な形で登場する。

 

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アイアンマン3 (2013)』のマンダリン

 

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原作のマンダリン 

 

 組織のマークがエンドロールに出てくる。

 

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ラザ 

 テンリングスを率いるリーダー。

 

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本作のラザ

 

 原作ではラザ・ロングナイフという名前で登場。人間ではなく宇宙人であり、半身を変幻自在のサイボーグボディに改造している。X-MENサイクロップスの父、コルセアの率いる宇宙海賊スター・ジャマーズ所属。

 

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原作のラザ・ロングナイフ 

 

アントニオ・サリエリ 

 オバティアがトニーの別荘でピアノで演奏していた曲はアントニオ・サリエリのピアノ協奏曲。サリエリモーツァルトの才能に嫉妬し彼を毒殺したという説があり、この後の展開を暗示するシーンになっている。

 

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ウォー・マシーン

 後にウォー・マシーンになる、ジェームズ・ローディ・ローズ中佐。本作ではテレンス・ハワードが演じていましたが、スタジオとギャラ交渉でもめ、降板となり次回作『アイアンマン2』からは俳優がドン・チードルに変更になってしまいました。

 

 「(スーツを着るのは)また今度だな」というセリフがありますがその"今度"は二度と来ないことに…。

 

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テレンス・ハワード『アイアンマン(2008)』

 

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ドン・チードルアイアンマン2 (2010)』

 

 ウォー・マシーンのアーマーもエンドロールで初登場。

 

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クリスティン・エヴァーハート

 雑誌「ヴァニティ・フェア」の記者。

 

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 後に記者からMCU内の架空のテレビ局"WHIH"のキャスターに転身したらしく、本作以外にも『アイアンマン2』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』他、YouTubeで公開された特別映像などで度々登場している。

 

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 原作ではピーター・パーカーも働いていた新聞会社"デイリー・ビューグル"のリポーターとして登場している。

 

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 J.A.R.V.I.S.

 トニー・スタークが作り出した人工知能。私生活から戦闘時までトニーをサポートする。

 

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 声を演じているのは後にヴィジョンを演じることになるポール・ベタニー

 

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ポール・ベタニー

 

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』のヴィジョン

 

 原作ではA.I.ではなくアベンジャーズタワーを管理するトニーの執事、エドウィンジャービスとして登場する。

 

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原作のエドウィンジャーヴィス

 

 テレビドラマ『エージェント・カーター』ではトニーの父親、ハワード・スタークの執事としてエドウィンジャービスが登場し彼がJ.A.R.V.I.Sのモデルになったことが明かされる。

 

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ドラマ『エージェント・カーター』のジャーヴィス

 

ハッピー・ホーガン

  トニーの付き人であるハッピー・ホーガンを演じたのは本作で監督、製作総指揮も務めたジョン・ファヴロー

 

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 ちなみにMk-Iアーマーのモーション・アクターを務めたのもファヴロー監督である。

 

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フィン・ファン・フーン

 アイアンマンMk-IIスーツの試験飛行シーンでゴールデン・ドラゴンという名前のカジノが一瞬映る。

 

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  このゴールデン・ドラゴンとは原作に登場するドラゴン型宇宙人フィン・ファン・フーンである。

 

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クラシックなフィン・ファン・フーン

 

SR-71 ブラックバード

 Mk-IIスーツでSR-71 ブラックバードという実在のステルス戦闘機の記録した限界高度8万5000フィートを越えようとするシーンがあるが、このSR-71を改良したものがX-MEN達が乗るXジェットである。明確な繋がりではないがスタッフの遊び心だろうか。

 

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本作より

 

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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011)』

 

キャプテン・アメリカのシールド

 トニーのラボにキャプテン・アメリカのシールドらしきものが映っている。

 

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ウィップラッシュ

 Mk-IIIアーマーと空中チェイスを繰り広げたF-22戦闘機のコードネームは"ウィプ・ラッシュ"

 

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本作より 

 

 ウィップ・ラッシュとは『アイアンマン2 (2010)』に登場するミッキー・ロークの演じるヴィランの名前。

 

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アイアンマン2 (2010)』のウィップラッシュ

 

ロクソン・オイル社

 アイアン・モンガーとの対決シーンで、トラックの荷台や後ろに映るビルにロクソン・オイル社のロゴが映っていることが分かる。

 

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 ロクソン・オイル社とは原作にも登場する架空の石油会社。

 

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原作のロクソン・オイル社

 

 原作以外にも『アイアンマン2』『アイアンマン3』『エージェント・カーター』『デアデビル』などにこっそり登場しており、今話題のPS4『Marvel's Spider-Man』にもロクソン・オイル社のビルが登場している。

 

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アイアンマン2』より

 

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アイアンマン3』より

 

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『エージェント・カーター』より

 

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『Marvel's Spider-Man』より

 

 9月7日からHuluで配信開始された『クローク&ダガー』のトレイラーでも、ロクソン・オイル社のロゴが確認できる。原作のある世界線ではロクソン・オイル社に改造されてクロークとダガーは能力を得た。このことから、これまでロゴが映ったり名前が出てくる程度だったロクソン・オイル社だが『クローク&ダガー』でその全貌が明らかになるのだろうか。

 

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原作のクローク&ダガー

 

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『クローク&ダガー』トレイラーより

 

『クローク&ダガー』トレイラー

 

ダメージコントロール

 記者会見前の控室のシーン。後ろのモニターで放送されているニュースでダメージコントロール社の社名を確認できる。

 

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本作より 

 

 ダメージ・コントロール社とはMARVELユニバースでヒーローとヴィランが破壊した街や建物の改修を請け負っている架空の会社である。

 

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原作のダメージコントロール

 

 『スパイダーマン/ホーム・カミング』でバルチャーことエイドリアン・トゥームスの会社を買収したのがダメージ・コントロール社である。

 

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スパイダーマン/ホーム・カミング(2017)』より

 

 また、ロクソン・オイル社同様『Marvel's Spider-Man』にビルが登場。

 

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PS4『Marvel's Spider-Man』

 

アニメ版アイアンマンのテーマ

 本作では、冒頭のセレモニーでトニーが登場するシーン、カジノのシーン、クリスティンとのベッドシーン、ローディの携帯のトニーの着メロで、それぞれ違うアレンジのアニメ版『アイアンマン』(1966)のテーマソングが使用されている。

 

 

今回のスタン・リー

 MCUに限らずMARVEL作品ではお約束となっているスタン・リーのカメオ出演。今作ではトニー主催のパーティに登場。美女二人と談笑しているところを通りがかったトニーが雑誌『プレイボーイ』の創設者と勘違いしヒュー・ヘフナーと呼ぶ。

 

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Black Sabbath - Iron Man

 エンドロールで流れる音楽はブラック・サバスの"アイアンマン"。こんなぴったりな選曲は他にないだろう。

 

 

ポストクレジットシーン

 MCUといえばこれ、というぐらいお決まりとなったエンドロール後のおまけシーン。一作目となる今作ではS.H.I.E.L.D.という組織のリーダという、ニック・フューリーと名乗る男がトニーに"アベンジャーズ計画"について明かす。という内容だ。

 

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本作より

 

 ちなみにMCU版のニック・フューリーのモデルとなったのはアルティメットユニバースと呼ばれるMARVELの別の世界線のフューリーである。このアルティメット版フューリーは今作が公開される以前からサミュエル・L・ジャクソンをモデルに描かれていた。つまり、見た目が似ているのは必然。これ以上のハマリ役は他にないだろう。

 

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『アルティメッツ』より 

 

次回予告

 次回解説するのは

 

 

インクレディブル・ハルク(2008)』

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次の記事はこちら

 

 

通常盤      2枚組      アイアンマン/インクレディブル・ハルク

  

番外編 "PUNPEE -HERO(MARVEL EXTENDED VER.)" 小ネタ解説 #Sofaking

EX. HERO(MARVEL EXTENDED VER.)

 

 4月21日放送"Sofa King Friday"にてオンエアされたHeroの特別版。MARVEL EXTENDEDの文字通り歌詞の内容がMARVELコミックスネタのみに再編集されている。

 おそらくMARVELとの公式タイアップソングではあると思うが、次いつどこで聴くことができるのか分からないし、音源化させるかどうかも定かではないので、radikoのタイムフリー機能を使って今のうちに聴いておいた方が良いと思う。

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歌詞耳コピ

僕は君のHero よく無責任にそういうけれど
僕はいたって普通のエキストラみたいな存在で
だけど君は言うよ でもヒロインがそういうならば
つまり僕はHero 僕は君のHero

 

ガキの頃憧れたスーパーヒーロー今もドンピシャじゃないけど登場
知ったかサブカル長男PUNPEEっす 板橋の傭兵から饒舌炸裂
昼はだらしない前髪たらして 裸眼でコンビニの店番さ
だけど夜はグラサンでshow-offイチコロさジーン・グレイいざゆかん闇夜の街へ
現実に打ちのめされてフラッシュ・トンプソンに彼女をもってかれ
バイト代はネガティブなゾーンへ Like a ギャラクタス ただの雲じゃん最低
だけど眼下に広がる闇夜の街をぽつんと覗くと ワクワクするのさ
しくじったらイラストレーター目指すさ オイタするくらいにフレームオン!

 

僕は君のHero よく無責任にそういうけれど
僕はいたって普通のエキストラみたいな存在で
だけど君は言うよ でもヒロインがそういうならば
つまり僕はHero 僕は君のHero

 

少し耳を傾けて 彼らの言うことに目を向けて キリが無いんだもう。。
彼女もペットもあの教授もみんなスーパーヒーローじゃ気が滅入る

手あかにまみれたシナリオ達をピクニック中にVillainがまたも阻む

SMASH! ??? ブルペンの友達の決まり文句もクソダルいよ!(Stanもnuffsaid...)

鋼鉄の意志も飲酒で瀕死 骨抜きもアダマンチニウムじゃ辛い
Thorの姉貴もimage違い 日本にYashidaやSazaeなんかはいない
クローンと鉢合っちゃったり そのクローン自体がモノホンだったり
いくら宝石揃えても 彼女の顔は死神みたいに ヒヤリ
いつからか理由を求めた なぜいつまでもtimelyなんだ
大人になった今は分かった いつも逆境が最高のVillainでさ
人生のハイライトが表紙になれば いやでも背表紙に値段が載る
だから しくじってもそのうちの1ページさ It's clobberlin timeさ right? bub

 

人と比べると自分は最高じゃない誰しも
じゃ比べなきゃ良いよ 多分それだけの問題で
だけど君は言うよ でもヒロインがそういうならば
つまり僕はHero 僕は君のHero

 

(歌詞に間違いがございましたらご連絡ください)

 

歌詞解説

 

ジーン・グレイ

 

 X-MENの最初期メンバーファースト・ファイブの一人、サイコキネシスとテレパシー能力を持ったミュータント。

 

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Like a ギャラクタス ただの雲じゃん最低

 

 MARVEL世界の宇宙を司る神的存在"コズミックビーイング"の一人で、惑星の生命エネルギーを餌としており地球もその餌食になりかけたことがある。

 

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しくじったらイラストレーター目指すさ

 

 キャプテン・アメリカは一時期、副業でイラストレーターをしていたことがあり、それが元ネタだろうか?

 

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SMASH!

 

 ハルクの決め台詞。

 

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ブルペンの友達

 

 MARVEL創設当初に使われていた共同アトリエ"Bullpen"もしくはスタン・リーのコラム"Bullpen Bulletins"の事だろうか?

 

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鋼鉄の意志も飲酒で瀕死

 

 トニー・スタークが自らのアルコール依存症を克服しようと奮闘するエピソード"Demon in a Bottle"が元ネタだろうか?PUNPEEも急性アルコール中毒で病院に搬送された事があると言っていたのでそれとかけているのだろうか。(Modern Times Commentary - 夢のつづきCommentaryより)

 

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いくら宝石揃えても 彼女の顔は死神みたいにヒヤリ

 

 宝石とはMARVEL世界に存在する強力なパワーを持った6つの宝石"インフィニティ・ジェム(MCUではインフィニティ・ストーン)"の事。原作ではサノスは死の女神デスに一目惚れし彼女の気を引くために全宇宙の生命体を半分消滅させた。映画ではこの設定はどうなるのか、気になるところだ。

 

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いつまでもTimelyなんだ

 

 MARVELコミックスの前身となったTimelyコミックスの社名から。

 

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 この曲はおそらくPUNPEEのデザインしたオリジナル・アイアンマンも展示されている『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公開を記念して4月23日から期間限定で開催される"アベンジャーズ エクスクルーシブ・ストア"とのタイアップ曲と思われる。(まだ詳細はまだ不明)

 

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PUNPEEのオリジナル・アイアンマン

 

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 Summitの繋ぎを着たアイアンマンのスーツを装備したPUNPEE。首にはディフォルメされたPUNPEEのbling-bling。地面にはMPC?。M.F. DOOMの"Operation:Doomsday"とSIMILABの"AVENGERS"とラムゼイ・ルイスの"スパイダーマン"とMARVEL HIP-HOPヴァリアントのレコード。呑める歌える歌声喫茶"サミット"の看板。SONY MDR-CD900ST。マイクスタンドのバミリ? etc…とPUNPEEのMARVEL愛が爆発した小ネタ満載のオリジナル・アイアンマンだ。

 

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こちらも併せてどうぞ

 

"PUNPEE - Modern Times"解説

アルバム解説 "PUNPEE - Modern Times" 映画、アメコミ関連ネタまとめ

"PUNPEE - Modern Times"

 

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 HIP-HOPグループ"PSG"のメンバーとして知られ、レッドブルのCMソングやフジテレビ『水曜日のダウンタウン』の音楽プロデュースも務める、ラッパー兼プロデューサーPUNPEEが満を持して贈るファン待望の1stアルバム"Modern Times"が発売されたのは去年の10月。では、なぜ今更そのアルバムの記事を私が書こうと思ったのか。それには大きな理由がある。

 

 このアルバムについて、HIP-HOP的にとか音楽理論的に語っているブログは数え切れない程ある。しかし、歌詞に込められたPUNPEEの"オタク的エッセンス"をうまく汲み取れているブログがほとんど無かったからだ。

 

 今回のアルバムに限らず、PUNPEEの楽曲には映画やコミックスの小ネタが忍ばされいることがよくある。それは彼が中学時代からアメリカンコミックスに読みふけ、レンタルビデオ屋でバイトをしていたことが影響してだろう。

 

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 PUNPEE本人がこのアルバムを自ら解説している"Modern Times -Commentary-"がすでに配信された。今回はそこでは触れられていない小ネタを映画とアメコミに絞ってサクッと解説していくことにしよう。

 

 まずはジャケットや歌詞カードのアートワークから。

 

ジャケット表

 

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① : ジャケット中央の車はPUNPEEの愛車ビートルに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンの次元転送装置"フラックス・キャパシター"を積んだタイムマシン。

 

 タイヤが横向きになっているデザインはドラマ『エージェント・オブ・シールド』に登場するコールソンの愛車ローラが元ネタか?

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: 3曲目"Happy Meal"の"ありったけのチーズバーガー チミチャンガにワッパー"というリリックにもあるのワッパー(ハンバーガー)。ちなみに"チミチャンガ"とはMARVELコミックスのヒーローデッドプールの大好物として有名なメキシコ料理だ。

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: PUNP 33 → PUNPEE

 

: 映画『They Live』のVHS。16曲目"Hero"のリリック"偉い人に化けた異星人が"はおそら『They Live』へのオマージュ。

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 ちなみにSalu"Goodtime"のMVも『They Live』とが元ネタだったりする。

 

: DCコミックスの言わずと知れた名作コミック『ウォッチメン』のTPB(アメコミの単行本4,5話収録、値段は15ドルから20ドル程度)。"ウォッチメン"の小ネタはPUNPEEの楽曲のリリックによく登場する。PUNPEEファンならマストな作品だろう。

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: 時空の渦がレコードの溝のようになっている。9曲目"P.U.M.P."のリリック"時はいろんな形で俺らを傷つけ試してくるけど アナログ盤みたいにね 傷も味になればいい そうだね"繋がりか?

 

ジャケット裏

(画像が無かったので直撮りですみません^^; スキャンしたら更新します)

 

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: ジャケットで分からなかったネタ2つあって、そのうちの一つがこの亀。PUNPEEティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズが好きなことは知っていたが見た目が全然違うし何なんだろう…と思ってたらどうやら25年間飼ってる亀らしい。分かるわけないだろ!w

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: PUNPEEが翻訳監修した翻訳アメコミ"LOBO ポートレイト・オブ・ア・バスティッチ"

 PUNPEEのキレッキレのワードセンスが炸裂していて最高なので是非読んでいただきたい。

 

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: PUNPEEがCMソングを担当したことのあるエナジードリンクレッドブルの缶。

 

 

: PUNPEEの所属しているグループPSGのファーストアルバム"David"。

 

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: レコードのラベル部分が赤だったので"曽我部恵一 - サマーシンフォニー feat. PSG"かと思いましたがよく見るとなんか違いますよね…引き続き情報お待ちしております。

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歌詞カード(ブックレット)

 

表紙

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CONFIDENTIAL(極秘、内密)と書かれている。

 

ISSUGI

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 元ネタは『スパイダーマン』のヴィラン、エレクトロ?(アメイジング2 × アルティメット?)

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アメイジングスパイダーマン2のエレクトロ

 

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アルティメットスパイダーマンのエレクトロ

 

GAPP(GAPPER)

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 単純にゴールデンエイジの頃のアイアンマンにも見えるがアイアンマンのヴィラン、アイアンモンガー、チタニウムマン、クリムゾンダイナモなどの要素も感じる。

 

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ゴールデンエイジのアイアンマン

 

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アイアンモンガー

 

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チタニウムマン

 

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クリムゾンダイナモ

 

SUMMIT COMICS(コミックショップの看板)とアルバムのタイトルの元ネタとなった"Modern Times(1936)"のチャップリンのポスター

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 疲れた…アートワークだけでもこれだけのネタの詰め込み具合、PUNPEE本当すごいよ…しかし、ここからが本番なので気を引き締めて行こう。

 

 では楽曲の小ネタ紹介。(解説するほどのネタが無い曲は飛ばしてます)

 

2.Lovery Man

 

"メガネとって髪揃えなきゃ 俺って誰も気付きやしないから"

 

 スーパーマンことカル・エルが地球人クラーク・ケントに変装する際メガネをかけていることへのオマージュ?

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"今見てるリーフのComics"

 

 "リーフ"とはアメリカンコミックスの出版形態のひとつでB5サイズ、フルカラー、32ページ、中綴じで1話だけ収録された物を指す和製英語アメリカ本国では"issue"などと呼ぶことが多い。価格は一冊大体2ドルから3ドルほど

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 非常に薄い

 

3.Happy Meal

 タイトルの"Happy Meal"とはアメリカ本国でいう"ハッピーセット"のことだ。

 

"ありったけのチーズバーガーチミチャンガワッパー"

 上記

 

"前にいったよな?エンドロールで席を立つなよって"

 

 エンドロール後にクリフハンガー(続編に期待させる演出)や重要なおまけ映像が流れるからエンドロールを最後まで観ないといけないのはMARVEL映画ファンの間ではお決まりになっている。また最近では映画の最初に"エンドロール後に特別映像があります"とスクリーンに表示されるようになってきている。

 

"でも皆 予想外 まだ座ってやがる お待たせ 暇人ども さぁ行こうか"

 

 上記のお決まりを逆手にとってデッドプール(2015)』スパイダーマン:ホーム・カミング(2017)』では映画内のキャラクターが観客に対して"まだいたの?"や"忍耐力とは〜"などと皮肉を言う演出があった。

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"時代はあれもこれもみんな先に決めつけてさ 想像するだけで このままじゃ豚箱行きさ "

 

 マイノリティ・リポート(2002)』と『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』へのオマージュだろうか?両作とも作中で犯罪予知システムが導入されることの弊害が取り上げられている。

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"最初に夕日に魅せられた暇な猿が進化し俺らが始まった"

 

 『2001年宇宙の旅』へのオマージュ。

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"マカロニ カーチェイス"

 

 "マカロニ"とはイタリアで撮られたウェスタン映画、通称"マカロニウエスタン"のことを指している。"カーチェイス"アメリカンニューシネマ最盛期によく撮られていた映画ジャンルだ。

 

"マコーレンなら家に篭り過ぎ ホームアローンの後ジャンキーさ"

 

 ホームアローンの主役を演じたマコーレー・カルキンが虐待とかいろいろあって現在はグレてジャンキーになっているのは有名な話ですね。

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"輸入盤のInkかいで俺もtrippin'"

 

 「輸入アメコミのインクはめっちゃ臭い」っていうアメコミギークあるあるが元ネタ?

 

"ジョニー・ネモニック"

 

 キアヌ・リーブス北野武共演のSF映画『JM』でキアヌの演じた主人公の名前。

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"ニキビ面みてる トロマムービー"

 

 "トロマ"とは『悪魔の毒々モンスター』シリーズや『カブキマン』などの低予算名作バカ映画を大量排出している映画会社である。

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「悪魔の毒々モンスターはマジでマストだぜ」

by PUNPEE (オタク IN THE HOOD : PSGより)

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"俺らって一人一人 パラレルワールドの支配人"

 

 これは少し考えすぎかもしれないがPUNPEEの事だから多次元のパラレルワールドからいろんなスパイダーマン達が集結する"スパイダーバース"辺りからインスピレーション得ていそう。 

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3.宇宙に行く

 

"肌がGreen 膣が3つある女子たちと"

 

 元ネタは『トータルリコール』か『宇宙人ポール』?3つなのは膣ではなく乳だが。

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"3:02からの間奏"

 

 よく耳をすませて聴いてみると『スターウォーズ』の独特なレーザー機銃の音やR2-D2のピコピコ音などのSEが盛り込まれている。

 

6.Scenario(Film)

 

"エド・ウッドみたいに金なし"

 

 "エド・ウッド"とは、製作した作品が全て興行的に失敗した、ある意味伝説の映画監督。ティム・バートン×ジョニー・デップのコンビで伝記映画も作られた。

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"僕は第四の壁越しに いもしない客に愚痴こぼしてさ"

 

 "第四の壁"とは演劇用語で舞台と観客の間にある見えない壁のことを言う。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などで登場人物が観客に向かって語りかける演出が多用されていたがあの演出のことを"第四の壁を壊す"と言いMARVELコミックスのデッドプールもよく第四の壁越しにコミックの読者に語りかけたりする。

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"歩く死体"

 

 ドラマ『ウォーキング・デッド』実は原作はアメコミ。

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9.P.U.M.P.(Communication) 

 

"お茶の間でリンチ"

 

 おそらく映画監督デヴィッド・リンチの事。

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10.Stray Bullets

 

 "Stray Bullets"は流れ弾という意味。

 

"急げや急げ走れないガンプ"

 

 映画『フォレストガンプ 一期一会』より。"Run, forest Run!"

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"きみが忘れたウッディとバズもきみの子供がハマってまたバズ"

 

 映画『トイ・ストーリー3』より。微妙にニュアンスが違うがだいたいそういう事だろう。

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13.タイムマシーンに乗って

 

 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をイメージして書かれたであろう一曲。

 

"願わくばディスコで親父と母さんが会った日に行きたいね後ろのJocksに酒かけて息子直々にチャンス作ってやんぜ"

 

 元ネタはおそらく『バック・トゥ・ザ・フューチャー

 Jocks = アメフト部に所属してるようなイケてる奴らの総称。

 

"どんなデカい時計だって全てさ始まりはこんな小さい歯車"

 

 チャップリンの『Modern Times(1936)』より。

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14.Bitch Planet

 

 タイトルの元ネタはimageコミックスの同名コミックスかと思っていたがcommentaryを聴く限り"Pizza Planet"(Pixar作品に出てくるデリバリーピザ、もしくはPUNPEEと同じくSUMMITに所属しているTHE OTOGIBANASHI'Sの曲名から?)→ピザみたいにヘルス嬢をデリバリー→"Bitch Planet"っていうことらしい。センスの塊すぎる。

 

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imageコミックスの"Bitch Planet"

 

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Pixaerの"Pizza Planet"

 

THE OTOGIBANASHI'Sの"ピザ・プラネット"MV

 

"宇宙に飛び立って so far? so fly?(ソファー)"

 

 ブックレットにはこの曲の歌詞は載っておらず耳コピサイトには"so far""so fly"と書かれていた。しかしよく聴くと"ソファー"と言っているように聴こえないだろうか?もしかすると4月からJ-WAVEで始まったPUNPEEのレギュラー番組"Sofa King Friday"の予告だったのだろうか?

 

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 PUNPEEはこの番組の初回(2018.04.06)で番組タイトルの由来について"ソファーで宇宙に飛んでくみたいな感じで。自分の去年出したModern Timesというアルバムも赤いワーゲンが宇宙というかパラレルワールドというかタイムパラドックスの中を飛んでるジャケットなんですけど。宇宙に何かで飛び出してくのが好きなんですよね"と話している。

 

15.Oldies

 

"スカーフェイスじゃないが"

 

 ロバート・デニーロ主演作の『スカーフェイス』のことだろうか。

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"皆がただの歯車になり狂わぬように"

 

 これもまたチャップリンの『Modern Times(1936)』へのオマージュ。

 

16.Hero

 

 ほとんどのバースにアメコミ小ネタが詰め込まれまくっているPUNPEEのアメコミ愛と狂気すら感じる至高の一曲。ネタが分かると聴く度にニヤニヤが止まらなくなること間違いなし。この曲のためにこのブログを書こうと思ったと言っても過言ではない。

 

"板橋の傭兵からの饒舌"

 

 デッドプールはおしゃべりな事から"饒舌な傭兵"と呼ばれている。

 

"昼はだらしない前髪たらして 裸眼でコンビニの店番さ"

 

 上記のスーパーマンへのオマージュと同じだろう。

 

"ロイスレーン"

 

 スーパーマンの恋人。

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"フラッシュ・トンプソン"

 

 『スパイダーマン』に出てくるピーター・パーカーの同級生のいじめっ子。後に出兵し戦場で両足を失いエージェント・ヴェノムになる。

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"バイト代はネガティブなゾーンへ"

 

 MARVEL世界の闇の異空間"ネガティブゾーン"のこと。

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"まるでMad Max 輸血袋 最低"

 

 『マッドマックス/怒りのデス・ロード』より。健康な人間は捕らえられ、体に管を通され血液不足のウォーボーイズの輸血袋にされる。

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"フレームオン!"

 

 『ファンタスティック・フォー』のヒューマン・トーチが全身を発火させる時に言う決めゼリフ。

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"手あかにまみれたシナリオ達をピクニック中にVillainがまたも阻む"

 

 『パニッシャー』より。主人公のフランクキャッスルはピクニック中にギャング同士の抗争に巻き込まれ妻子を殺された。

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"Shazam! Kimota! 輝ける日の下も…"

 

 "Shazam!"キャプテンマーベルが変身する際にいう魔法の言葉。Solomon(ソロモン)Hercules(ハーキュリーズ)Atlas(アトラス)Zeus(ゼウス)Achilles(アキレス)Mercury(マーキュリー)の頭文字から取って"Shazam!"である。

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 "Kimota!"ラクル・マンが変身する際の決めゼリフ。

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 "輝ける日の下も…"グリーンランタンが変身する際の決めゼリフ。

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"Stanもnuffsaid,,,"

 

 "nuffsaid(いい加減にしろ)"スタン・リーの決まり文句。他には"excelsior!(向上せよ!)"などもある

 

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"骨抜きもアダマンチニウムじゃ辛い"

 

 "アダマンチニウム(正しくはアダマンチウム)"は『X-MEN』のウルヴァリンの骨格に流し込まれたとても硬い金属、彼の自慢の爪の素材もこの金属。

 磁力を操るマグニートにその全身のアダマンチウムを抜き取られたことがある。

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"Thorの妹もimage違い"

 

 元々imageコミックスという会社に所有権があったアンジェラというキャラクターが作者の意向でMARVELコミックスに移籍することとなりその際に"アンジェラはThorの妹"という設定が追加された。(imageコミックスとイメージのダブルミーニング)

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"日本にYashidaやSazaeなんかはいない"

 

 "Yashida"と"Sazae"はMARVELコミックスに登場する日本人のキャラクター。

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"クローンと鉢あっちゃったり でもそのクローン自体がモノホンだったり"

 

 『スパイダーマン』の"クローンサーガ"というエピソードでスパイダーマンにクローンがいることが判明して読者を驚かせた。しかも、我々がピーター・パーカーだと思っていたのがクローンで、クローンだと思っていたのが本物のピーター・パーカーだったという非常にややこしい設定も後付けされたが批判が殺到したためこの設定はなかったことにされた。

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"テッドコートなら既にこの世にいない"

 

 古代のスカラベのパワーで戦うヒーロー、ブルービートルの二代目。ただし彼はスカラベに選ばれず自らの頭脳と発明品で戦うことに。ヴィランとの戦いで戦死した。

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"It's clobberlin time"

 

 『ファンタスティック・フォー』のザ・シングの決めゼリフ。

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"実は昔Heroはこの世に実際居て でも色々あってどこかに消えた 僕らは記憶を消されかすかな記憶達がコミックになり残った"

 

 PUNPEE曰く『ウォンテッド』からインスピレーショーンを得た、とのことだがMARVELコミックス最強のヒーロー、セントリーが自らの暴走により妻を殺してしまったショックから世界中の人間の記憶から自分の存在を消して隠居していたというエピソードのエッセンスも感じる。

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"偉い人に化けた異星人が"

 

 上記の『They Live』とMARVELコミックスに登場する擬態宇宙人スクラル(チタウリ)が元ネタだろう。

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最後に

 

 チャップリンの『Modern Times(1936)』はセリフのない無声映画だったのに対して、PUNPEEの『Modern Times』には画はなく音と歌詞のみのさながら無映像映画のようなアルバムだった。

 

 PUNPEE"Modern Times -Commentary-"の最後にまた5年ほど裏方に回ると言っていた。彼が色々なアーティストの作品に客演したり自らの作品にお世話になっている人、仲の良い人を誘ったり、別のアーティストに楽曲を提供したり、別名義で活動したりしてるのはアメリカンコミックスのキャラクターが作品間でクロスオーバーをして別キャラの紙面に登場したり色々あってヒーロー名を変えたりするのに似ているなと感じた。

 去年の"FUJI ROCK FESTIVAL'17"PUNPEEはこんなことを言っている

 

”HIP-HOPって掘ってくとコイツとコイツが仲悪いとか、コイツとコイツが昔やりあってたとか、そういう利害関係みたいなのがよく見えるジャンルだから、よかったらチェックしてください"

 

 PUNPEE自身もそうだがHIP-HOP自体がアメリカンコミックス的な構造を持ったジャンルということだ。

 

 

Modern Times       Davie

 

 

 LOBO                     毒々モンスター