知っていると洋画をもっと楽しめる?:プレッパーズ編
ご無沙汰していました。二週間以上ブログを放置していましたが、GWをこのまま何もせず終わらせたくないので久しぶりに記事を書いていこうと思います。
今回は知っていると洋画がもっと楽しくなるシリーズの第二弾としてプレッパーズを紹介していきます。
プレッパーズとは?
キリスト教原理主義者で保守的な人に多く見られる、旧約聖書に記されている黙示録後(核戦争や飢餓、疫病などで世界が滅亡した後)も自力で生きていけるよう家の地下や庭にシェルターを造りそこに食料や銃火器を備蓄しサバイバルスキルを習得している人たちのことを総称してプレッパーズ(サバイバリストとも)と呼びます。
またプレッパーズの人々は自分たちが身を守るために必要な銃火器を銃規制法を掲げ取り上げようとする国や政府に反感を持っています。そのため警官などを良く思っていません。
プレッパーズの出てくる映画
当ブログでも紹介したこの作品ではヒュージャック・マンが演じる主人公のケラーがプレッパーズです。
映画冒頭で息子に猟銃で鹿をからせるシーンや、彼の家の地下に大量の食料が備蓄されていたことからこのことが分かります。
彼はプレッパーズだったため、刑事のロキに捜査を任せず自らの手で半ば強引に娘を探し出そうとします。
この作品では地下シェルターに大量の銃火器を備蓄しているガンマー夫婦もただのガンマニアと思われがちですがプレッパーズです。
夫のバート・ガンマーは人気キャラクターで『トレマーズ2』で再登場。3,5では彼が主人公で、4には彼の曽祖父が登場し彼もまた銃火器のプロでした。
5では彼がオリジナルのサバイバルハウツービデオを撮影しています。
サプライズ
この作品では主人公のエリンの父親がプレッパーズです。このことはアニマルマスクの集団に追い詰められたエリンが父親に教え込まれたサバイバルスキルで彼らを返り討ちにしたことから分かります。彼女の父親は頭がおかしくなって娘を鍛え上げたと思われがちですがプレッパーズだと分かれば納得がいくと思います。
10クローバーフィールド・レーン
この作品では主人公が運び込まれたシェルターの持ち主であるジョン・グッドマン演じるハワードがプレッパーズです。劇中でハワードは核戦争に備えてシェルターを造ったと言っていて、そのおかげで何者かの攻撃により地上が汚染されている中ミシェルらはシェルター内で平穏な生活をすることができました。
マネーショート 華麗なる大逆転
ブラピが演じる元カリスマ銀行家のベンもプレッパーズです。彼は世界経済はいつか崩壊すると思っているどころか世界自体が崩壊することを恐れています。そのことは映画では触れられませんが彼が有機栽培に勤しんでいることなどからこのことが予想されます。