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MCU一挙おさらい 13本目『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に全米公開を控えた『アベンジャーズ4』に備えて。今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを、18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

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当記事は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』及び、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

第13回の今回紹介するのはMCUフェイズ3一作目となるこの作品

 

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』

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レッドウィング

 ファルコンのウィングパックEXO-7に搭載された鳥型支援ドローンである。

 原作のレッドウィングはドローンではなく生きたハヤブサである。原作のファルコンは鳥とテレパシーによって会話ができるが、レッドウィングとは精神で繋がっている。

  

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本作のファルコンとレッドウィング

 

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原作のファルコンとレッドウィング

 

クロス・ボーンズ

 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』に登場したブロック・ラムロウだが、S.H.I.E.L.D.総本部トリスケリオン内でファルコン(サム・ウィルソン)と戦闘中に墜落したヘリキャリアの一隻が建物に衝突し倒壊、瓦礫の下敷きになり全身に重度の火傷を負い搬送された。

 本作では、強力なパンチを繰り出すことのできるガントレットを装備し、クロス・ボーンズとして再登場。

  原作コミックスでの初登場は『Captain America#359 (1968)』MCU版とは違いハイドラ所属ではないがレッドスカルに雇われていることが多く、主にキャプテンアメリカヴィランとして登場する。

 

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本作のクロス・ボーンズ

 

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』のブロック・ラムロウ

 

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原作のクロス・ボーンズ

 

ヴィジョン

 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2014)』で初登場したアンドロイド。

 本作でヴィジョンは新アベンジャーズ本部にいる時だけ人間のような服装をしている。

 これは原作『The Avengers#254 (1985)』でのワンシーンへのオマージュと考えられる。

 

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本作のヴィジョン

 

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原作『The Avengers#254 (1985)』より

 

ダミオン・ポワチエ

 クロス・ボーンズの部下の一人を演じたダミオン・ポワチエは『アベンジャーズ(2012)』のポストクレジットシーンに登場した際のサノスのモーションキャプチャを担当していた俳優である。

 ちなみに、サノス役はそれ以降ジョシュ・ブローリンに変更となっており『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』では声だけを演じ『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』ではモーションキャプチャーと声を演じた。

 また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』で撮影現場にて、ジョシュ・ブローリンの代わりにサノスの代役を勤めていたのはジェームズ・ガン監督の弟であるショーン・ガンである。

 ちなみに、ショーン・ガンは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』ではラヴェジャーズのクラグリン・オブフォンテリを演じていた。

 

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本作でダミオン・ポワチエが演じたクロスボーンズの部下(右)

 

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アベンジャーズ(2012)』のポストクレジットシーンより、ダミオン・ポワチエが演じたサノス

 

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』でジョシュ・ブローリンが声のみ演じたサノス

 

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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』でジョシュ・ブローリンの演じたサノス

 

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』のクラグリン・オブフォンテリ(ショーン・ガン)

 

ミリアム・シャープ

 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』におけるソコヴィアでの戦いに巻き込まれ息子であるチャールズ・スペンサーを失い、そのことからアベンジャーズを恨んでいる。普段は国務省の人事部に勤めている。

 ちなみに、本作でミリアム・シャープを演じているアルフレ・ウッダードは同じくMCU作品であるドラマシリーズ『ルーク・ケイジ(2016)』にてマリア・ディラードという別のキャラクターを演じている。

 

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本作のミリアム・シャープ(アルフレ・ウッダード)

 

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ルーク・ケイジ(2016)』のマリア・ディラード(アルフレ・ウッダード)

 

キング・ティ・チャカ

 ティチャラの父であり先代のブラックパンサーである。ウィーンでのソコヴィア協定署名式でスピーチを行っている際に襲撃を受け死亡。

 『ブラック・パンサー(2018)』にて若い頃のブラックパンサーの姿で再登場する。

 

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本作のキング・ティ・チャカ

 

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『ブラック・パンサー(2018)』より

 

セクメトとバースト(バステト)

 父であるティ・チャカの死を受けたティ・チャラは、ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)に、祖国であるワカンダ王国では、死者はセクメトとバースト(バステト)と呼ばれる獣人の神に導かれ緑の草原の広がる空間で永遠に暮らすという言い伝えがあると教えるシーンがある。

 ちなみに、ブラックパンサーの力の源となる紫の葉を持つハーブはこのバースト(バステト)によって齎されたものだと言い伝えられている。

 また、この死後の世界は『ブラック・パンサー(2018)』に実際に登場する。

 セクメトとバースト(バステト)は原作にも登場する神である。

 

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『ブラック・パンサー(2018)』のバースト(バステト)

 

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『ブラック・パンサー(2018)』に登場した死後の世界

 

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原作のバースト(左)とセクメト(右)

 

ドーラ・ミラージュ

 ティ・チャラの護衛を任されているワカンダの女戦士達がドーラ・ミラージュである。本作に登場しているのはその中のアヨーという女性である。ドーラ・ミラージュには他にオコイエ、アネカなどがいる。

 

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本作のドーラ・ミラージュ、アヨー(左)

 

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『ブラック・パンサー(2018)』オコイエ(左)アヨー(中央)アネカ(右)

 

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原作のドーラ・ミラージュ

 

サンダーボルト・ロス

 『インクレディブル・ハルク(2008)』にも登場していたが本作では国務長官に就任し再登場。アベンジャーズ達にソコヴィア協定への署名を勧める。

 原作ではロス将軍は後にレッドハルクという赤いハルクに変身する。レッドハルクはハルクと違い理性が安定しており、戦術的思考に非常に長けている。

 

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本作のサンダーボルト・ロス

 

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インクレディブル・ハルク(2008)』のサンダーボルト・ロス将軍

 

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原作のレッドハルク(サンダーボルト・ロス将軍)

 

 

バロン・ジー

 

 

 

ヴァシリー・カルポフ

 1990年代にウィンターソルジャーを用いて暗殺任務を遂行していた元ハイドラ党員。隠居中だったが上記のバロン・ジーモによって拷問、殺害された。

 原作のヴァシリー・カルポフはハイドラ党員ではなくソ連将校であり氷漬けになったバッキーを発見しウィンター・ソルジャーに改造させた張本人である。

 

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本作のヴァシリー・カルポフ(左)

 

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原作のヴァシリー・カルポフ

 

D23

 対テロ組織対策本部に連行されたバッキー(ウィンター・ソルジャー)が拘束されたカプセルには、D23という文字が書かれている。

 このD23とはディズニーのファンクラブの名称であり、ディズニーの歴史が1923年から始まったことに由来する。

 

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本作より、扉に書かれている文字に注目

 

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D23

 

エヴェレット・ロス

 対テロ組織対策本部副長官。『ブラック・パンサー(2018)』で再登場する。

 原作のエヴェレット・ロスはティ・チャラの護衛役として派遣されたが、ティ・チャラがブラックパンサーだったため多くの事件に巻き込まれ、その度に互いに協力して困難を乗り越えてきた。

 

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本作のエヴェレット・ロス

 

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『ブラック・パンサー(2018)』のエヴェレット・ロス

 

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原作のエヴェレット・ロス(右)とブラック・パンサー

 

スパイダーマン

 本作から晴れてMCUに参戦したスパイダーマン

 トニーがピーターに観せている映像に映っているのは『スパイダーマン:ホーム・カミング(2017)』で着ていたピーターがハンドメイドしたスーツである。

 

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本作より

 

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スパイダーマン:ホーム・カミング(2017)』より

 

ホークアイアントマンのコンビネーション

 空港での戦闘シーンで、ホークアイのトリックアローの鏃に縮小したアントマンが乗っかり、コンビネーションを決めるシーンがあるがこれは原作に対するオマージュである。

 

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本作より

 

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原作より

 

キャップ対アイアンマン

 本作終盤、アイアンマンのリパルサーをキャップがシールドで防ぐシーンがあるが、これは本作の原案となった同名の原作コミックス『Civil War#7 (2006)』のカバーアートの構図を再現したカットである。

 

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本作より

 

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『Civil War#7 (2006)』のカバーアート

 

ラフト刑務所

 本作終盤に登場した超人専用の収容施設。

 原作ではヒーロー以外にも凶悪なヴィランなどが収容されている。襲撃を受けてヴィランズが逃げ出してパニックになるのはお決まりの展開となっている。

 ちなみにPS4のゲーム『Marvel's Spider-Man』にも登場し物語上で重要な施設となっている。

 

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本作より

 

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原作より

 

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PS4『Marvel's Spider-Man』より

 

今回のスタン・リー

 今回のスタン・リーはトニーの元にスティーブからの荷物を届けに来るFedExドライバーとして登場。トニー・スタークをトニー・スカンクと読み間違えるという小ボケをかました。

 

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本作より

 

ポスト・クレジット

 今作のポスト・クレジットシーンは二本。

 一本目の映像はバッキーの洗脳を完全に解くためにワカンダに訪れるというシーンである。ワカンダ王国がMCUに映像として登場したのはこれが初めてである。

 ちなみにこのシーンは『ブラック・パンサー(2018)』のポスト・クレジットシーンに繋がり、そのあと『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー(2018)』に繫がる。

 

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本作より

 

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原作のワカンダ王国

 

 二本目の映像はピーター・パーカーが自宅にて、トニーから送られたウェブシューターを起動すると天井にスパイダー・シグナルが映し出されるというものだ。

 この映像は直接『スパイダー・マン:ホーム・カミング(2017)』へとつながるものとなっている。

 

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本作より

 

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原作のスパイダー・シグナル

 

次回予告

 

 次回紹介する作品は

 

ドクター・ストレンジ(2017)』

 

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 次回の記事もお楽しみに。