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MCU一挙おさらい 3本目『アイアンマン2 (2010)』ネタバレあり イースターエッグ/解説

 2019年5月3日に公開を控えた『アベンジャーズ4』に向け、今までに公開されてきたMCU作品のイースターエッグを18週に亘り一気におさらいしている当ブログ。

 

 

前回の記事


 

 

 

 

当記事は『アイアンマン2 (2010)』を含む、MCU作品のネタバレを含んでいます。

MCU作品を全て鑑賞済みのうえ、読むことをお勧めします。

 

 

 

 

 

第三回の今回、紹介するのは

 

アイアンマン2 (2010)』

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ウィップラッシュ 

  本作の、メインヴィラン。二本のウィップ(鞭)を使ってアイアンマンを苦しめる。

 

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ウィップラッシュMk-I

 

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ウィップラッシュMk-II

 

 本作ではイアン・ヴァンコという名前だが、これは映画オリジナルの設定。原作ではマーク・スカロッティが初代。リーアン・フォアマンが二代目である。

 

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原作のマーク・スカロッティ

 

 スカロッティはドラマ『エージェント・オブ・シールド』シーズン2-6話『スプリンター爆弾』に登場。

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 紐の先にナイフを括り付けたものを使いS.H.I.E.L.D.のエージェント・メイと対決。見事な鞭術を披露している。

 

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 本作の序盤に登場したイアンの父アントン・ヴァンコは原作ではクリムゾン・ダイナモとして登場。後にウィップラッシュの名前とスーツを受け継いでいたことがある。

 

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本作より

 

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クリムゾン・ダイナモスーツ

 

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アントン・ヴァンコのウィプラッシュスーツ

 

 ちなみに、まだスターク・インダストリーズから追放される前の若い頃のアントンがドラマ『エージェント・カーター』シーズン1-1話『キャプテン・アメリカの恋人』に登場している。

 

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名札に注目

 

 またイアン・ヴァンコが違法入国する際に使っていたパスポート、そこに書かれた偽名ボリス・ツルゲーネフとは二代目クリムゾン・ダイナモの名前だ。

 

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本作より

 

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ボリス・ツルゲーネフのクリムゾン・ダイナモスーツ

 

ジャスティン・ハマー

 ハマーインダストリーズのCEO。『アイアンマン3 (2013)』のBlu-rayに収録されているMARVELワンショット『王は俺だ』で囚人服姿で再登場する。

 

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本作より

 

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MARVELワンショット『王は俺だ』より

 

 またNetflixドラマ『ルーク・ケイジ』に登場する硬質なルーク・ケイジの肉体にも有効な銃弾「ユダ」はチタウリのテクノロジーを利用したハマー社製の兵器である。

 

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Netflixドラマ『ルーク・ケイジ(2016)』より

 

 また、同作に登場するダイアモンドバックのスーツもハマー社製。「ユダ」にチタウリの技術が利用されていたことなどから、ハマー社はハイドラと『スパイダーマン: ホーム・カミング(2017)』に登場したトゥームスの組織と繋がっていたことが伺える。

 

 このことから『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』に登場したハイドラのチタウリ・アーマー、『シビルウォー: キャプテン・アメリカ(2016)』に登場したクロス・ボーンズ、『ルーク・ケイジ(2016)』に登場したダイアモンド・バック、『スパイダーマン: ホーム・カミング(2017)』に登場したショッカーのスーツは、強烈なパンチを繰り出すスーツという点で共通していることも踏まえて。それぞれ同一の計画の中で作られたスーツではないかと考察することができる。(実際にショッカーのガントレットはクロスボーンズのガントレットの流用だと言われている)

 

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)『シビルウォー: キャプテン・アメリカ(2016)』

チタウリ・アーマー               クロス・ボーンズ

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ルーク・ケイジ(2016)』           『スパイダーマン: ホーム・カミング(2017)』

ダイアモンド・バック              ショッカー

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ウォー・マシーン(ローディ)

 本作から晴れてウォー・マシーンになったローディ。しかし演じている俳優はテレンス・ハワードからドン・チードルに変更となった。変更になったのはテレンス・ハワードとスタジオがギャラでもめたのが原因とのこと。

 

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『アイアンマン(2008)』よりテレンス・ハワード演じるローディ

 

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本作よりドン・チードル演じるウォー・マシーン(ローディ)

 

モナコグランプリ

 トニー・スタークの前にイアン・ヴァンコが初めて姿を表すこのシーンにも多くの小ネタが隠されている。

 

三代目ユニオン・ジャック

 モナコグランプリのレース出場者の中にイギリス代表のチャップマンという名前がある。これは原作に登場するキャラクター、ユニオン・ジャックの三代目であるジョセフ・チャップマンだと言われている。

 ユニオンジャックとはその名の通り、イギリスの国旗を模したコスチュームを見に纏ったヒーローである。

 

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本作より

 

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原作の三代目ユニオン・ジャック(ジョセフ・チャップマン)

 

クリスティン・エヴァハート

 前作『アイアンマン(2008)』にも登場した記者。

 

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本作より

 

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『アイアンマン(2008)』より

 

イーロン・マスク

 スペースX社とテスラ社のCEOであるイーロン・マスクご本人がカメオ出演。ちなみに彼は映画版のトニー・スタークのキャラクター的なモデルとも言われている。

 

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本作より

 

 ちなみに、ハマー・インダストリーズの格納庫のシーンは、スペースX社の格納庫を借りて撮影したとのこと。

 

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本作より

 

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スペースX社の格納庫

 

ハワード・スターク

 ハワード・スタークの遺品の中にキャプテン・アメリカのシールドとコミックス『Captain America Comics#1 (1941)』とテッセラクト(四次元キューブ)についての研究資料がある。

 ハワードとキャプテン・アメリカとの関係は『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャーズ』で明らかになる。

 

 キャプテンアメリカのシールドの試作品を見たエージェント・コールソンが「これは…」と反応している。彼はキャプテン・アメリカの熱烈なファンだということが後に分かる。

 

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本作より

 

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『Captain America Comics#1 (1941)』

 

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本作より

 

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テッセラクト(四次元キューブ)

 

チェス・ロバーツ

 MCU架空のテレビ局WHiHのキャスター。

 

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本作より

 

 原作に一度だけ登場したキャラクターである。

 

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原作より

 

 ちなみに演じているのはオリヴィア・マン。『X-MEN: アポカリプス(2016)』でサイロックを演じていた女優だ。

 

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X-MEN: アポカリプス(2016)』のサイロック

 

スターク・エキスポ

 ウォルト・ディズニーはディズニーランド以外に実験的な近未来都市"EPCOT"の建設を計画していた。ウォルト・ディズニーがその計画を紹介する映像に似せられて本作のスターク・エキスポを紹介するハワード・スタークの映像は作られている。

 ちなみに、本作が公開された時点ではマーベルスタジオはまだディズニーには買収されていなかった。

 

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スターク・エキスポを紹介するハワード・スターク

 

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EPCOTを紹介するウォルト・ディズニー

 

 また、後付け設定ではあるが。スパイダーマンの権利がMARVELに戻ってきたことによって、スターク・エキスポにいたこのアイアンマンのお面をした少年は、幼少の頃のピーター・パーカーということになった。

 

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本作より

 

新しいアークリアクター

 トニーが新しく作り出したアークリアクターの素材はヴィヴラニウム。この物質はキャプテンアメリカの盾にも使われておりブラックパンサーが治めるワカンダ王国が原産国である。

 

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インクレディブル・ハルク』のニュース映像

 モニターに映っているのは『インクレディブル・ハルク(2008)』でカルバー大学でハルクが暴れた際のニューズ映像だ。このことから本作と『インクレディブル・ハルク』の一連の出来事はほぼ同時に起きていたことが分かる。

 

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本作より

 

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インクレディブル・ハルク(2008)』より

 

地図のポインティングされた土地には…

 奥のモニターには世界各地にポインティングがされた地図が映し出されている。

 ポインティングされているのはアフリカの中部と南大西洋

 

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 アフリカの中部のポイントが示すのは、ブラックパンサーのいるワカンダ王国だ。

 

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ワカンダ王国

 

 南大西洋のポイントが示すのはネイモア=サブマリナーのいるアトランティスだと言われている。

 

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スターン議員

 写真真ん中に写っている上院議員。アイアンマンを兵器として批判。映画終盤の勲章の表彰式に授与者として参加している。

 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2015)』で再び登場しある事実が判明することとなる。

 

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本作より

 

ポストクレジットシーン

 今作のエンドロール後のおまけシーンは今まで以上に次回作に直接的につながる映像になっている。

 ニューメキシコ州の荒野に突如として出現した巨大なクレーターに駆けつけたエージェント・コールソンがクレーターの中央にソーのハンマー"ムジョルニア"を発見するという内容。

 

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本作より

 

次回予告

 

 次回解説するのは

 

マイティ・ソー(2011)』

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